LINEの暗号資産事業およびブロックチェーン関連事業を展開するLINE Xenesisが、“Move to Earn(歩いて稼ぐ)”ゲームアプリ「STEPN」を運営するFind Satoshi Labが、日本ローカライズ化に向け覚書を締結したことを発表しました。
LINE Xenisisは、独自ブロックチェーン「LINE Blockchain」を開発し独自暗号資産「LINK」の発行や、暗号資産取引サービス「LINE BITMAX」および「BITFRONT」の運営など、グループ全体で様々なブロックチェーン関連の事業を展開している会社です。今年5月に「LVC」から社名を変更しまいた。
NFT事業においては、開発者が簡単に「LINE Blockchain」上でNFT等のトークンを発行しサービスを構築できる環境の提供や、LINEアカウント一つで「LINE Blockchain」上で発行されたNFTを含むデジタルアセットを管理することができる「LINE BITMAX Wallet」の提供ほか、4月からはNFT総合マーケットプレイス「LINE NFT」をローンチするなど、暗号資産やブロックチェーン関連で活発な動きを見せています。
また「STEPN」は、NFT化されたスニーカーを購入し、ウォーキングやジョギングなどのエクササイズを通じて暗号資産(仮想通貨)の報酬を獲得できるWeb3ゲームです。
2021年12月にベータ版をリリースして以降、ステイホームの推進などで運動不足に悩むユーザーのフィットネスアプリとしても人気を集め、7月15日時点でグローバルユーザー数は450万人に上り、グローバル月間アクティブユーザー(MAU)は300万人に達するなど高い注目を集めています。
今回、LINE XenesisとFind Satoshiによる覚書の締結は、LINE Blockchainを活用したSTEPNの日本ローカライズ化に向けたもの。今後両社は、STEPNの日本ローカライズに向け技術及びビジネス面で協力していきながら「日本ユーザーが健康的なライフスタイルのなかで楽しく簡単にWEB3.0を体験できるサービスを追求する」としています。
今回の発表においてLINE XenesisのCEOである林仁奎(イム・インギュ)氏は「グローバルにおいてWEB3.0の代表的な事例を作り、日本でも高い人気を誇るSTEPNと今回協力できることを大変嬉しく思います。LINE BlockchainはLINE独自のブロックチェーンとして、LINEのさまざまなサービスの基盤技術として活用されています。国の垣根を超えた今回の協業により、新しいシナジーを生み出し今後もユーザーの一番近くでブロックチェーンの新しい価値を提供していきたいと思います」とコメント。
またSTEPNの共同創業者であるYawn Rong氏は「LINE Blockchainと協力していくことを楽しみにしています。今回のLINE Blockchainとの連携によりWEB3.0においてLINEユーザーと関わりを深めることで、世界中のユーザーが健康的なライフスタイルやカーボンオフセット、環境への取り組みを推進していくことができると考えています。エンタープライズブロックチェーン分野の最先端を走るブロックチェーンとしてLINE Blockchainに期待しています。日本で約9,200万人が利用するLINEの最大の消費市場の一つである日本は, STEPNの最も重要な市場の一つでもあると考えています。今後も取り組みを継続していき、日本のユーザーにさらにWEB3.0の世界を楽しめる機会を提供していきたいと考えています」と発表しています。
投稿者プロフィール
- ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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