LINE NFT運営のLVC、社名を「LINE Xenesis」に

LINEの暗号資産事業およびブロックチェーン関連事業を展開するLVCが、社名を「LINE Xenesis」に変更したと発表しました。

LINEの子会社・LVCは独自ブロックチェーン「LINE Blockchain」を開発し独自暗号資産「LINK」の発行や、暗号資産取引サービス「LINE BITMAX」および「BITFRONT」の運営など、グループ全体で様々なブロックチェーン関連の事業を展開。

さらにNFT事業においては、開発者が簡単に「LINE Blockchain」上でNFT等のトークンを発行しサービスを構築できる環境の提供や、LINEアカウント一つで「LINE Blockchain」上で発行されたNFTを含むデジタルアセットを管理することができる「LINE BITMAX Wallet」の提供ほか、今年の4月からはNFT総合マーケットプレイス「LINE NFT」をローンチするなど、暗号資産やブロックチェーン関連で活発な動きを見せています。

新社名の「Xenesis(ジェネシス)」は、ブロックチェーンの最初のブロックである「Genesis Block(ジェネシスブロック)」が語源。今回の社名変更により「ユーザーの日常生活に浸透するブロックチェーンサービスの提供を目指す」とのこと。

社名には、LINEのブロックチェーン事業を展開する会社として、「LINE Blockchain Designed For Everyone(あなたの毎日につながるLINE Blockchain)」を実現するための始まり(Genesis Block)になるとの意味を込めていて、「LINE BITMAX Wallet」などLINEのブロックチェーンサービスで用いられているXを頭文字にしたのだそう。

代表取締役社長CEOの林仁奎(イム・インギュ)氏は「ブロックチェーンはいま、我々のビジネスのみならず世の中に革新を起こしています。“貨幣”が代表的な価値の保存手段であった時代を経て、ブロックチェーンを基盤とした暗号資産やNFTのような新しい価値の保存手段が登場しました。LINE Xenesisでは、このようなブロックチェーンが創る『価値の保管・交換・利用』を多くの方に簡単に体験いただくことを第一に考え、サービスを展開してまいります。これから、ブロックチェーンが皆さまの日常を変えていきます。LINE Xenesisは、今後も皆さまの一番近くでブロックチェーンの新しい価値を提供してまいります」とコメントしています。

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投稿者プロフィール

大島 予章
大島 予章
ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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