LINEの暗号資産(仮想通貨)関連・ブロックチェーン事業を展開するLVCが、4月13日からNFT総合マーケットプレイス「LINE NFT」をローンチすることがわかりました。
LVCは昨年6月より、LINE Blockchain基盤のNFTが取引できる「NFTマーケットβ」の提供を開始。「ももクロ・メモリアルNFTトレカ」やスクウェア・エニックスの「資産性ミリオンアーサー」などをリリースしてきました。
NFTマーケットβの正式版となるLINE NFTは、吉本興業、テレビ朝日、スクウェア・エニックス、B.LEAGUE、Jリーグトレーディングサッカーや、アーティストのずっと真夜中でいいのに。など計17コンテンツと連携し、7ジャンル100種類以上のNFTの販売が決定しています。
NFTマーケットβでは、LVCが開発する仮想通貨「LINK」のみの対応でしたが、NFTではLINE Payを通じた日本円での決済が可能になっています。

今後はソフトバンクやPayPay、ヤフオク!やZOZOなどとも連携していく予定。PayPayとはNFT購入時の決済手段としてPayPayの導入、ZOZOとは一部のファッションブランドとのNFT販売を予定しており、ファッション領域におけるNFTの協業を検討しているとのこと。

LINE NFTで購入したNFTは、LINEのアカウントで登録できるデジタルアセット管理ウォレット「LINE BITMAX Wallet」で保管できるため、ユーザーは自分のNFTをLINEの友だちと交換したり、送りあったりすることができます。
さらに、LINEのプロフィールへのNFT設定や、現在国内で約600万セット以上が販売されているLINEスタンプにおいて、NFTを活用する予定もあるそうです。
LVCのCEOである林仁奎氏(イム・インギュ)は、LINE NFT戦略発表会で「NFTおよびブロックチェーン分野で世界をリードする存在になりたい」と述べ、独自のブロックチェーンであるLINE Blockchainと、今回ローンチされるLINE NFTを通じて、日本国内と海外、それぞれでNFT事業の拡大を狙っていることを明かしています。

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- ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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