SBI証券から新たな米国式の投資信託『SBI・Vシリーズ』が登場!

SBI証券は米バンガード社が提供するインデックスファンドの新パッケージ『SBI Vシリーズ』を2021年6月15日より販売開始することを発表しました。

インデックスファンドとは、積み立て投資に活用がしやすい投資信託です。

初心者・中級者にもお勧めできる長期運用型の資産形成です。

2019年より開始された今回のVシリーズの前身となる『SBIバンガードS&P500』の純資産残高が僅か20か月で2000億円に到達するまでの人気を集めており、今回新たに追加されるパッケージによって更なる資金の流入が期待されています。

今回は、大きな注目を浴びているSBI・Vシリーズについて紹介していきます。

目次

SBI・Vシリーズとは

SBIと連携している米国のバンガード社は世界最大規模の資産運用会社として知られています。

バンガード社は世界で初めて投資家向けのインデックスファンドを提供した会社です。

インデックスファンド開始当初は人気が低かったものの、分散投資の手軽さから現在では日米ともに株式投信全体の3割を超えるまでの成長を遂げました。

バンガード社は、ローコスト・ハイクオリティの運用に定評があり、世界シェアNo.1を誇っています。

バンカード社がこれまでSBI証券と連携してきた『S&P500』は業界最低水準の信託報酬率*で提供されてきました。

*信託報酬率とは…

信託報酬とは、投資信託の運用や管理をし続けるのに必要な手数料のことです。

管理手数料や運用管理費用とも呼ばれ、その金額は、信託報酬率×投資残高(運用する金額)によって決まります。

信託報酬料がなるべく低いファンドを選ぶことで、投資家は利益を上げることができるのです。

今回発表されたSBI・Vシリーズでは、従来のS&P500に加えて『SBI・V・全米株式インデックス・ファンド』および『SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド』が新たに追加され、計3本のファンドを選択することができます。

今回新たに追加された2つのパッケージには以下の特長があります。

  • 全米株式(VTI) アメリカの投資可能な株式がほぼ全て(約3600銘柄)入っている。
  • 高配当株式(VYM) アメリカの大型株の中から特に配当の高い約400銘柄が選出されている。

2019年に業界を震撼させたS&P500に引き続き、今回のファンドも業界最低水準の信託報酬手数料で大きな注目を集めています。

他社の米国式投資信託との比較

今回新しく追加される『SBI・V・全米株式インデックス・ファンド』と『SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド』はそれぞれ楽天証券の『楽天・全米株式インデックス・ファンド』と『楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド』と同系統の商品になりますが、SBI証券の方がさらに低い信託報酬料で購入することができます。

名称信託報酬率
SBI・V・全米株式インデックス・ファンド0.0938%
楽天・全米株式インデックス・ファンド0.162%
全米株式(VTI)の比較
名称信託報酬率
SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド0.1238%
楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド0.192%
高配当株式(VYM)の比較

上記の通り、今回SBI証券から提供されるバンガード社のファンドは、現在の業界最低水準である楽天証券のファンドよりも、更に信託報酬率が低く設定されています。

投資信託は信託報酬率だけでなく隠れコストと言われる別途の運用費用が掛かるため、最終的にどちらが投資家に有利かどうかは現段階では定かではありません。

それでも尚、SBIの新ファンドが楽天の従来のファンドよりもコスト的に有利になる可能性が高いです。

特に、今回の発表で、米株式のインデックスファンドの信託報酬率が0.100%を下回ったことが、日本の投資業界に大きな衝撃を与えることになりました。

先進国株式インデックスファンドの信託報酬率の平均値は0.56%となっているため、Vシリーズの全米株式はその1/5を下回り、かなりの破格であるということがお分かりいただけると思います。

では実際に信託報酬率から割り出される手数料を比較して見てみましょう。

今回は投資元本が100万円、運用利回りが年4%だと仮定することにします。

その場合、10年で48万円、20年で119万円、30年で224万円の増額をすることになります。

10年(48万円増額)20年(119万円増額)30年(224万円増額)
先進国インデックス 平均値(0.56%)7万円22万円48万円
楽天バンガード 全米株式(0.16%)3万円8万円14万円
SBI・V・全米株式(0.09%)2万円6万円8万円
元本100万円、利回り4%とした場合の信託手数料の比較

上記の通り、年数を重ねて増額していくとともに、信託報酬率による手数料の額の差が大きな影響を及ぼすことになります。

元本額や実際の利回りの大きさにもよりますが、最終的に数10万から数100万円規模の差がつくことも珍しくありません。

Vシリーズを買うべき?

バンガード社はコストを最小限に抑えることで世界的に人気が高い運用会社です。

本来、日本人の投資家がバンガード社のような海外の株や投信を購入するためには円からドルへの変換や、余計な税金の加算などといった手間がかかってしまいます。

そこに国内企業であるSBI証券が仲介をしてくれることによって海外の株を格安コストで気軽に買えるようになることができるのです。

今回の発表は、世界中から高い評価を得ているバンガード社の良質な商品を日本で最も安く買えるということで国内の投資家から大きな注目を集めています。

現在楽天証券のバンガードシリーズを保有している方は、乗り換え時の労力を踏まえると無理してすぐに乗り換える必要はなさそうですが、これから投資信託の保有を考えているにはおすすめができます。

さらにSBI証券はTポイントと連携をしており、Tポイントでの投資も可能で初心者に人気が高いです。

SBI証券[旧イー・トレード証券]
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