楽天レバレッジNASDAQ100誕生 コストダウンで新規にオススメ【楽天レバナス】

2021年10月楽天投信投資顧問株式会社からレバレッジ型Nasdaq100連動投資信託の販売が発表されました。

販売開始は2021年11月17日(予定)当初申し込み期間は2021年11月5日~2021年11月16日。

様々なインフルエンサーが取り上げ、またその運用の爆益具合から注目度の高いレバレッジ型投資信託とまったく同型の投資信託が楽天から出るということで早速注目が集まっています。

ベンチマークは当然、大和アセットマネジメントが出している投資信託【iFreeレバレッジ NASDAQ100】だと思われます。

本記事では楽天レバナスの基本的な立ち位置と手数料について解説していきます。

こちらもおすすめ:レバナスとは?→

目次

愛称レバナスを登録する -楽天レバナス-

楽天投信投資顧問株式会社の提出している有価証券届出書によると、正式名称は【楽天レバレッジNASDAQ-100】さらに、愛称として【レバナス】を用いることを明記されています。

楽天レバナス有価証券届出書

これはベンチマークである大和アセットマネジメントの提供する【iFreeレバレッジ NASDAQ100】に対する宣戦布告とも取れる表現です。

先出しであるiFreeには愛称の定義が存在していません。

大和レバナス

2021年10月現在でこそ【レバナス】=【iFreeレバレッジ NASDAQ100】という認識が投資家の間では作られていますが、この牙城を崩し検索でも上位に食い込ませることを目的として計画されていることが読み取れます。

楽天は本気でレバレッジNASDAQの覇権を取りに来たようです。

【コスト】信託報酬と隠れコストについて

楽天レバレッジNASDAQ100とベンチマークの大和アセットマネジメントが出しているiFREEレバレッジNASDAQ100のコストについて比較を行います。

投資信託のコストは大まかに『信託報酬』と『隠れコスト』に分かれていて、運用開始前の投資信託は『信託報酬』のみ調べることができます。

下記は楽天レバナスとiFREEレバナスのコスト比較表です。

コスト項目楽天レバナスiFREEレバナス
委託会社0.264%0.48%
販売会社0.4785%0.48%
受託会社0.0275%0.033%
信託報酬合計0.77%0.993%
売買委託手数料不明0.038%
そのた費用不明0.142%
隠れコスト合計不明0.180%
コスト合計0.95%付近?1.172%

隠れコストについては運用から1年が経過して初めて判明するので断言ができませんが、あと出しの楽天レバナスが隠れコストの面で妥協してくることはあまり想定されていないので、こちらも同等程度のコストであることが想定されています。

想定ではコスト1%を切る驚異的なパフォーマンスを見せており、この数値が後発の投資信託コストに影響してくることが予想されます。

また、投資信託全体に共通するものですが、運用1年目は高く設定しておき2年目以降多少引き下げを行うといった場合もあります。

楽天レバナスの申し込み手数料と販売会社の予測

楽天の名を冠している為、買い付け手数料は無料が予想されています。

これはiFREEレバナスの方で楽天証券とSBI証券からの買い付けが無料に設定されており、後発で出す楽天からの同型商品が買い付け手数料の面で不利を取ってくるとは考えづらい為です。

販売会社に関しては10月21日現在で楽天証券しか明記されておらず、他の証券会社でも購入できるのかは憶測が飛び交っています。

ファンド側の運用では特に初期の買い付けを増やし運用を安定させたい為、楽天の専売となることはあまり考えられませんがもし楽天口座を持っていない投資家の方はこの機に楽天証券の口座を開いてみるのもおすすめです。

ライバルのSBIグループでは取り扱いのない可能性というのも否定できません。

もしかしたら、楽天証券での販売しか明記しないことで販売予定日までの口座開設数の増加をグループ全体で狙っているのかもしれませんね。

楽天証券の口座開設の詳しい方法はコチラ→

楽天レバナスは新規買い付け検討の価値あり

新規の投資信託で見るべき点は類似の商品との比較です。

  • コスト面
  • 運用方針
  • 実際のポートフォリオ
  • レバレッジの倍率

これらを比較して、コスト面以外がiFREEレバナスと変わらないと結論付けられるようであれば、新規の買い付けに関しては楽天レバナスへ乗り換えることを検討してもいいでしょう。

運用開始前現在の結論としては、新規買い付けは楽天レバナスでとなりそうです。

また、楽天レバナスがコストを抑える方策を打ち出しているのに対してiFree運用側である大和アセットマネジメントも、コストダウンの実行してくることも期待されています。

価格競争になることの難しい商品帯ではありますあが、今後の動向が非常に楽しみな投資信託です。

楽天レバナスの申し込み方法(当初募集)

こちらの項目では、運用前の状態の楽天証券で取り扱う投資信託の申し込み方法について解説していきます。

今回は実際に楽天レバナスの買い付けまでを行ってみましょう。モバイルサイトで解説していきます。

まず、マイページにログイン後左上の【メニュー】を開きます。

最上位の段にある【投資信託】を選択します。

投資信託の選択画面に飛ぶので【虫眼鏡のアイコン】を選択して検索フォームを出し『レバナス』と入力します。

検索結果画面が出ますので『楽天レバレッジNASDAQ-100(レバナス)』の右横にある【下向きのマーク】をタップします。

するとアコーディオンメニューが開き、購入用のピンクのボタンが出てきますのでこれをタップします。

この時下にスクロールしないといけない場合がありますので、しっかりと画面を下げてみましょう。

同様にスポット購入を選択します。

楽天レバナスの目論見書が出てくるので、確認をしていきましょう。

確認ができたら【確認】をタップして進めていきます目論見書と同意書のページで計2回確認があります。

買い付け金額の入力欄になりますから、任意の値段を入力します。

購入内容の確認画面になりますので、順番に進めていきます。

口座区分と分配金のコース選択をします。通常であれば、特定口座と再投資型がオススメされています。

全体の最終確認となります。

最後に取引暗証番号を入力し、決定します。

全ての作業が完了すると受付完了画面が表示されます。

購入履歴に購入した分の金額が表示されました。これで運用前の購入(当初募集)に関する操作は完了となります。

また、定められた時間外に申し込みをすることはできないので、金額入力画面から進めなくなった場合はメンテナンス状況を確認し、時間をおいてから再度確認を行いましょう。

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いまをアルク編集部
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