投資信託などのセットで考える相場の捉え方をしていると、+が伸びにくい月というのが出てきます。
「8月は株価の下落が起きやすい」「大口投資家が売って下落した相場を買い漁ると良い」というようなことはよく言われていますが果たしてそれは本当でしょうか。
8月はなぜ相場の下落が起きるのでしょうか? また、本当に起こっているのでしょうか、今回はその理由を掘り下げます。
【8月】は最も相場が下がりやすい月と言われる
8月は相場が下がりやすい、もしくは最も+銘柄を探しにくい月だとよく言われます。
夏枯れ相場という言葉もある通り、株式市場での売買がそもそも活発でないのです。
これには理由があります。
- 国内投資家が夏季休暇を取る為値動きが小さくなる
- 9月の新学期前に休暇で出掛ける外国の投資家の存在
- 8月は弱いという通年のマイナス思考・効果・バイアスの表れ
- JPX日経インデックス400の入れ替えが例年8月に行われる(2020年は11月に変更)
個別株も基本的には日系の影響を受ける傾向にあるため、大口投資家が休んでいたりすると個人投資家の動きも少なくなります。
これが連鎖反応ておきに起こり、相場全体の縮小から買い付けがおこなわれずに市場が縮小してしまうのが一つの答えです。
2021年夏はバイオマス・再生可能エネルギー、海運業、半導体需要などで上がりやすいテーマや職種は当然あります。
が、全体的な市場が下落傾向にあるのも例年通りであると言えそうです。
8月は買い控えて我慢の月、9月になったらドカっと買いなおしてスイングトレードを楽しむなり、デチキン食いと言われてもしっかり利確をしていくなりを考えるべきでしょう。
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