FX用語辞書 外国為替の基礎知識

目次

あ行

アスク:Ask

買い付けを行う時の価格・レートを指します。

アスクとビッドは対の関係になっており、

取引上はビッド=売値が左側に表示され、アスク=買値が右側に表示されます。

また、このアスクとビッドの差をスプレッドと呼びます。

この差となるスプレッドの差(幅)は、証券口座を開いた取引会社によって

異なりますので注視しましょう。

イフダン注文:IFD注文

【If Done】の略です。

一度に買いと売りの二つの指定注文を出す手法です。

例えば

新規の買いを103円で指定、新規の売りを105円であらかじめ指定しておき、

買いが発生した時点で次の売り注文を出します。

二つ同時に進行させておくのではなく、一手目と二手目を分けて出していき、

最初の注文が確定したら二手目の注文を自動で出すといった手順となります。

逆に言うと、先の注文が進まない限りは後の注文も進まないということです。

受渡日

決済日のことを指します。

銀行間取引のルールでは、取引されたポジションは約定日の翌々営業日、

つまり2日後に当該通貨が受渡しされ、取引が成立します。

この2日後が受渡日となります。

関連用語に取引日があります。

円高

円の価値が上昇することを言います。

例えば

ドル円の為替相場が【1ドル=105円】から【1ドル=100円】になった場合、

比べた地点より少ない円でドルを買いつけられたことになりますので、

円高となります。

この場合は5円の円高と表現します。

円安

円の価値が下降することを言います。

例えば

ドル円の為替相場が【1ドル=100円】から【1ドル=105円】になった場合、

比べた地点より高い円でドルを買いつけられたことになりますので、

円安となります。

この場合は5円の円安と表現します。

オーシーオー:OCO注文

【One Cancels the Other】の略です。

2つの注文を1度に発注しておき、先に約定した片方だけを成立させる手法です。

同時に出した注文はどちらかが成立した場合、

もう1つを自動的にキャンセルするため、使い勝手のいい手法として認識されています。

例えば

【108円で買いを、112円で売りを】といった注文を同時に出しておき、

どちらかの条件を満たしたときにその内容を実行します。

前述した通り、実行されなかった注文は自動的にキャンセルされるため、管理としても楽になります。

押し目

上昇トレンドの相場が一時的に下落する状態を指しています。

押し目の状態は一時的なものですが、そのまま下がるのか再び上がるのかの判断は

瞬間ごとに求められていきます。

この押し目で買い、さらなる上昇を狙ることを【押し目買い】と言います。

終値

取引市場の最後に取引が成立した価格を指しています。

始値と終値を見比べ、今日一日で対象の銘柄が上がったか下がったかを判断していきます。

「この日の終値は——」などと表現されます。

か行

買戻し

売建玉(売りポジション)から始めた取引に対して、そこで買い戻すことを指しています。

例えば

ドルが高い時にそのドルを売りに出します。次の時点でドルが安くなった時に

売ったドルを買い戻すと、その差額がドル建てで見ると為替損益となります。

高く売って安く買う。

これを実践する言葉です。

カバー取引

顧客から出された注文をFX取引所側が別の銀行や取引所に対して同じ金額で申し込むことを指します。

基本的にFX取引所側はユーザー側が利益を出した場合に損失を被ります。

このリスクヘッジとして全く同じ注文を出してリスク軽減を図り、コントロールを行っていきます。

FX会社は、いくつかのカバー先企業を用意しています。

為替変動リスク

為替変動リスクとは、為替相場の変動により外貨建ての資産価値が上下する可能性を指しています。

基本的には成長予測をされる国への投資が起こるため、その国の通貨が強くなりだんだんと価値が上がっていきます。

逆に何かをきっかけに国単位で急激に価値が下がる可能性も秘めています。

国の情勢が不安定になったときに、もう投資価値がないと判断されて売り注文がたくさん出されるからです。

逆指値注

指値(トリガー)となる価格を設定し、ここより上がったら買う。

下がったら売るといった方法をとる手法です。

10000円の商品が9500円まで下がったら売却する。

といった様なリスク回避の損切りの設定として用いられます。

金融緩和

金融緩和は国単位の制作の一つ、中央銀行が執り行います。

不況により経済活動が停滞し貨幣の流通が悪くなった際に

中央銀行が金利を引き下げることで、経済の活性化を促します。

雇用統計

国の雇用調査の統計。

各国ごとに集計されますが、特に米国雇用統計は経済動向を見るのに重要とされています。

毎月第一金曜日のアメリカの雇用統計発表は、投資家にとって一つの指標となります。

さ行

差金決済

現物同士の取引が生じず、差額の損益のみを追う決済方法です。

通常は物の売り買いを行い、

実際に現物が移動しその後再度売買が発生することで損益を生みますが、

差金決済では現物が移動せずにこれが発生します。

FX取引はこの差金決済にあたります。

指値注文

買いと売りそれぞれのレートをあらかじめ指定しておく注文方法です。

指値注文では基本的に現在のレートより値段が上がったときに売りへ、

現在のレートより値が下がった時に買いを注文します。

サポートライン

下値指示線とも言います。

下落の際にこれ以上下がらないだろうとされる目安のことで、

チャートを現したときに一番低い下落のラインを横に伸ばしたものとなります。

サマータイム

アメリカが各国の標準時間よりも一時間早く時計を進める施策のことです。

元々日照時間を有効活用するための施策でしたが、

一時間時計を早めることでアメリカ市場も一時間早く閉まってしまうので、

注意する必要があります。

証拠金

契約や口座開設に際し、支払い能力があることを提示するために、

あらかじめ一定の額を収めることを指します。

昨今では証拠金が安くても解説できる口座が増えています。

ショート

通貨を売ること。

売りポジションを持つことを指します。

FXでは買いをロング、売りをショートと表します。

ストップ注文

ストップ注文は『逆指値注文』とも呼ばれます。

売買における価格指定をあらかじめ出しておくことにより、目的に沿った運用が可能になります。

買いの場合は現在の相場よりも高くなった時に買う。

売りの場合は現在の相場よりも安くなった時に売る。

メリットとして損切の判定を荒亀次メモっておけることにあります。

安くなった時に、現在の資産を売却しますのでその後の暴落に耐えることができます。

ストリーミング注文

リアルタイムでレートを確定させる注文方法です

通常は指値や逆指値の様にあらかじめ設定した金額で注文を出すことが多いですが、

ストリーミング注文は常に変動する数字をストリーミングしながら、

クリックで約定タイミングを選びます。

クリック自体が注文方法となりますので、相場を見守る必要が出てきます。

スプレッド

買値と売値の差を刺しています。

FX取引所の実質の手数料となる部分です。

ユーザー視点で考えると

このスプレッドが狭い取引所ほど投資側に有利な取引所となり、

指標の一つとなります。

スリッページ

ストリーミング注文などで、

実際にクリックしたときの表示金額と約定時の金額のズレを表します。

相場が急変している時にはこのスリッページの乖離が起こりやすくなる為、

注意が必要です。

スワップポイント

『金利差調整分』とも言います。

FXでは2国間の通貨を扱う為、その二つは金利の差が生じます。

この差を調整する為に算出される数値です。

投資家から見て高金利の国の通貨を買っていればスワップポイントはプラスになり、

低金利の国の通貨を買っていればスワップポイントはマイナスになります。

プラスの場合は差額を受け取る事が出来、マイナスの場合は逆に差額を支払う必要があります。

政策金利

各国の中央銀行が、経済状況に応じて行う政策のことです。

中央銀行が金利を下げることで経済に刺激を与え、

経済を上向かせるなどの効果があり、それが取引市場にも反映されていきます。

損切り



ロスカット。取引において相場が急落したときなどに、

マイナスを最小限に抑えるために手持ちの資産を売ることです。

外国為替取引、暗号資産取引、株式など投資と呼ばれるものについては、

この損切りの見極めが特に大切と言われています。

た行

高値

ある特定の期間中の取引で、もっとも高く取引された値を言います。

始値・終値・高値・安値はよくセットで話される事があります。

関連用語に安値があります。

建玉

【たてぎょく】と読みます。

FXの用語としては未決済の状態で保有している通貨ペアのことを指します。

ポジションと同義語となり、ポジションを持つといった表現は建玉を持つ

といった表現に置き換えられます。

買付けの場合は買建玉、売付けの場合は売建玉と表現します。

建値

FXではポジションを立てた時の価格を指します。

外国為替市場における場合、銀行が為替相場で公表する標準値段(為替レートの提示)のことを指します。

チャート

相場の動きをグラフで表現した物を言います。

チャートには時間の単位によって呼び方がついており『分足』『時間足』『日足』『週足』『月足』などがあります。

通常の金融消費で直近の参考の場合『日足』を見ることが多く、年単位で見る場合は『月足』が参考とされる場合が多いです。

FXでは相場の変動が激しい為、より細かい値動の確認が求められます。

中央銀行

各国の通貨発行などを行う銀行の事。

国内では日本銀行を指します。

ヨーロッパではECB。

また、お札の正式名称は日本銀行券と言います。

注文有効期間(注文有効期限)

注文を出した際の有効な期間の事。

DAY:その日限りの有効期間。翌日の6:50まで。

GTD:日付指定の有効期間。指定日の翌日6:50まで。

GTC:無期限。注文側で切らなければいつまでも有効。

長期金利

金融機関がお金を貸し出す際に、その対象が1年以上の場合に用いられる金利の事です。

通貨ペア

通貨の組み合わせの事。

FXにおいては売買する2国の通貨を決めて取引を開始しますので、その2つを指すものとなります。

『日本円/米ドル』『ユーロ/日本円』などです。

先に表記される方が買われる通貨、後に表記される方が売られる通貨となります。

通貨ペアの取り扱い数、つまり組み合わせは取引所によって異なります。

テクニカル分析

チャートによる過去の値動きからこれからの値動きを予想する手法の事です。

関連用語にファンダメンタル分析があります。

トレール注文

損切り対策として入れていた逆指値注文が、相場の上昇に応じて引き上げられていく注文方法です。

トレール注文では逆指値が相場の上昇とともにつられてあがっていく為、上り幅に関しては相場と同じ動きをします。

かたや、下がり始めた時に変動したあとの逆指値にあたった場合自動的に売りが約定されます。

転売

階のポジションを決済することをいいます。

買戻しと逆の行為です。

な行

仲値

金融機関窓口で、来客した顧客に提示されるレートの事をいいます。

仲値は1日固定でその窓口で使われる事となります。

成行注文

レートの指定をせずに出す注文です。

約定時の取引レートが反映されます。

なるべく早く注文を出し約定させたい時に取るやり方です。

関連用語に指値注文があります。

難平

ナンピン。

持っている資産が下落した場合、下落した状態でさらに買い増しを行い全体の損失を平均化する行為です。

ニューヨーククローズ

FXではニューヨーク市場の終わりに合わせて1日が7:00でくくられる様に設定されています。

これにより注文が翌日6:50までの設定となっています。

値洗い

現在のポジションについての時価評価を行うことです。

現時点での保有価値を再計算することにより、いつ決済を行い利益を確定させるか。

反対にどこで損切りをするかなどの

は行

始値

取引時間や取引期間において、取引が開始したときの値。

関連用語に終値があります。

ビッド:BID

「売る」ときのレートです。

関連用語に、アスク・スプレッドがあります。

評価損益

現在持っているポジションの価値評価を行い、現在の損益を確認することを言います。

ポジション

建玉(たてぎょく)とのことです。

ポジションは取引を開始してからまだ決済が行われていない状態を指します。

や行

約定

注文しておいた取引が正式に成立し、売買が行われたことを指します。

『やくじょう』と読みます。

同様にこの成立した日付を約定日と言います。

安値

特定の期間の中で取引された最も安いレートのこと。

関連用語に高値があります。

四本値

始値、高値、安値、終値の4つの値段の総称です。

ら行

利食い

建玉(ポジション)を反対売買して、利益を確定させることです。

関連用語に損切りがあります。

両建て

同一の商品の売建玉と買建玉を同時に持つことをいいます。

レジスタンスライン

これ以上相場が上昇しないという認識をもちやすい価格帯のことをいいます。

レバレッジ

てこの原理のことを指します。少ない資金で大きな取引を行うことにより、投資した資金に対する損益の比率が大きくなります。

リミット注文

リミット注文は『指値注文』とも呼ばれます。

売買における価格指定をあらかじめ出しておくことにより、目的に沿った運用が可能になります。

買いの場合は現在の相場よりも安くなった時に買う。

売りの場合は現在の相場よりも高くなった時に売る。

メリットとしては確実に自信が想定した範囲での運用が可能な事。

デメリットとしては、近い処に来た場合でも注文が約定しない事、相場が下落した時の損切に対応できない事などが挙げられます。

レンジ相場

ボックス圏相場。

一定の範囲内での上下を繰り返す状態の相場です。

この場合のボックスとレンジがほぼ同じ意味合いなのでどちらの言い方も使用されます。

ロールオーバー

ポジションを翌日まで持ち越すこと。

この翌日とは翌営業日を指しており、決済を行わない限りはロールオーバーが繰り返されることになります。

ロスカット

損切り。

下落相場になった際に、売りに出し損失の拡大を防ぐことです。

ロング

通貨を買うこと。

買うポジションを持つことを指します。

FXでは買いをロング、売りをショートと表します。

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いまをアルク編集部
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いまをアルクメディア編集部です。
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