一時は小康状態だったビットコインですが、7月後半に入るあたりからふたたび下落がはじまり、ついに3万ドルを割り込みました。
ビットコイン暴落 さらに値下がりの兆候も
新型コロナウイルスのデルタ株での感染拡大、さらに経済政策が低調なことによる経済への不安感が加速、リスクを避けるために仮想通貨(暗号資産)から投資家が手を引いている状況です。特に米国株との連動性が高いビットコインは大きく影響を受けている状態です。
3万ドルを割り込むのは6月下旬に一時大幅に下げた時以来ですが、数日にわたって3万ドルを切る価格が続いているため、実質は年始に入る前の状態に戻った暴落と言っても過言ではありません。
今後の値動きを予想する声の中には、1987年の米国市場の相場を参考にしたほうがいいといった意見もあります。
また同様のビットコインのレンジとして、2018年の時に近いとの声もあって、一部ではチャンスだと捉えている人もいるようです。
一方でアナリスト達は、概ねビットコインはこのまま下落は続くと予測していて、瞬間的には2万ドル前後まで価格を下げるにではないかとの予測もあります。
7/26のイーロン・マスクに要注意
ビットコインといえば、テスラ社のCEOであるイーロン・マスクも発言で乱高下してきました。現状、テスラ社はビットコインでの決済を停止し、保有資産の10%を売却しましたが、表向きにはまだ残りのビットコインを保有している状態です。
しかし26日にはテスラ社の決算発表があるため、ビットコインに関してのコメントが発表される可能性が非常に高いです。コメントの内容次第では、さらに大きく下げる可能性があるため、注意しておく必要があるでしょう。
また他の暗号資産にも影響が出ているため、ビットコイン以外の仮想通貨を所有している場合も楽観視できません。現状では様子見といえる状態ではありませんので、適切な判断が必要になってくるでしょう。
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