XANAのメタバースイベント「XANA:Festival」がリアル会場でレギュラー化

NOBORDER.z が運営するWeb3プロジェクトのXANAは、メタバースイベント「XANA:Festival(以下、ザナフェス)」をリアル会場でも実施、今後もレギュラー化すると発表しました。

NOBORDER.zは「MORE WONDERS. NO BORDERS.」をミッションに掲げ、ブロックチェーンやメタバース、NFT、AIなどのテクノロジーを活用したエンタメ事業をグローバルに展開するWeb3企業。次世代型エンターテインメントテクノロジーの開発という旗印のもと、XANAやNFTマーケットプレイス「XANALIA」といったプロダクトを提供しています。

XANAは、メタバース・ブロックチェーンを基盤としたインフラ。高度な技術なしに誰もがメタバースやアバター、ブロックチェーンゲームなどを構築でき、デジタルアイテムの自由な取引も可能なサービスとして注目されています。
東京五輪における江東区のミュージアムや、ULTRAMAN、Astroboy(鉄腕アトム)のメタバースNFT化およびWeb3ゲーム化、鳥取県のメタバース課設置などを手がけた実績があり、官民の領域を問わず幅広い事業をサポートしています。

ザナフェスは、メタバースの世界で、音楽を中心に「世界の誰もがシームレスに体験できるエンターテイメントの新しい楽しみ方」を提供するというテーマのもと始まったイベントで、2022年の初開催以来、毎月1回定例的に実施されています。
参加者はアバターとして会場を訪れることで、ライブDJによるダンスイベントや、ユーザー同士の交流などができます。メタバースファッションショーでは、世界的デザイナーのコシノヒロコや、カルビー、SUUMOなど著名企業ブランドも登場し、会場を沸かせていました。
従来はメタバース限定だったこのザナフェスですが、フィジカルでも楽しめるようにと、今回からリアル空間へ進出、ライブイベントと連動した新しいザナフェスとしてローンチされました。

2023年5月30日に実施された初のリアルイベントは、渋谷のAmazon Music Studio Tokyoの協力で実現。同スタジオは4つのフロアで構成され、レコーディングスタジオや撮影スペース、ファンミーティング、インタビュースペースなど様々な用途に対応する施設です。
イベント当日はアバターがダンスを楽しむDJライブや、XANAの日本展開拠点であるXANA JapanでCEOを務める溝口勇児氏とXANA CEOのRio Noborderz氏による対談、Amazon Music Studio Tokyo館長の中臺孝樹氏が登壇しての音楽×メタバース対談を実施。ユーザーはメタバースで参加できるのはもちろん、スタジオの様子はYouTubeおよびTwitch上のXANAの公式チャンネルでもライブ配信されました。

今後もリアルで毎月実施予定のザナフェス。現時点ではリアル会場への参加は完全招待制となっていますが、イベントが成長していくに従って運営スタイルも変化していくかもしれません。今後の展開が楽しみです。

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投稿者プロフィール

大島 予章
大島 予章
ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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