2回目の開催となるバーチャル音楽イベント「SANRIO Virtual Festival 2023 in Sanrio Puroland(以下、V-Fes)」の出演者56組が決定。サンリオが手掛ける大型イベントの全容が明らかになりました。
V-Fesは、2021年12月に開催された同名イベントの第2弾で、今回のテーマは「コミュニケーション」。舞台を“サンリオピューロランドの地下に突如誕生したバーチャル空間”に設定し、日程は前回の2日間から10日間に拡大して実施されます。
会場構成は主に5フロア。現実のサンリオピューロランドをバーチャル空間に再現したエントランスに入り、エレベーターでB1のエントリーホールへ。そこからはB2のLUNA STAGE、B3のFUTURE STAGE、B4のCHILL PARK、そしてB5のALT3まで4フロアが展開。有料・無料フロアは別れており、参加者はそれぞれのお目当てであるフロアへ移動する仕組みです。
また、見どころの1つが、サンリオピューロランドの「ピューロビレッジ」に着想を得たメタバース上の「VIRTUAL PURO VILLAGE」。バーチャルならではの、リアルを超えた演出が用意されています。さらに、ピューロランドでも人気のパレードが、V-Fes用に特別に作られたオリジナルストーリーで上演されます。
音楽イベントだけに、出演アーティストの顔ぶれは豪華。前回の開催ではKizuna AI、初音ミク+ピノキオピー、AKB48(Team8)などの登場が話題を呼びましたが、今回もスチャダラパー、ヤバイTシャツ屋さん、SKY-HI、のん、といったアーティストが集結。リアルを中心としたB2フロアのLUNA STAGE、バーチャルアーティストがメインのB3フロア・FUTURE STAGEなどに分かれ、それぞれのパフォーマンスを披露してくれます。
さらに、1月21・22日 開催の一部ステージには、アーティストだけでなくサンリオキャラクターが登場するスペシャルコラボも実現。サンリオファンならずとも夢中になれる、V-Fesでしか見ることができないスペシャルパフォーマンスが繰り広げられます。
キャラクター単体のライブイベントも1月14日からの7日間にわたって用意されており、ハローキティをはじめ、シナモロール、ポムポムプリン、クロミといった人気のキャラクターたちが10分間のミニライブを開催。このライブチケットにはデジタルアイテムなどの特典がついてくるそうです(※視聴にはゲーミングPC ・PCVRが必要)。
もちろん音楽ライブだけではなく、会場では様々なコンテンツを展開。「ラジオ体操」「私立VRC学園」といった人気VRコミュニティとのコラボイベントなどが行われ、会場内のカフェやショップでデジタルグッズを購入したり、VRサウナやアトラクションを体験したりといったことも可能。関連企画としてイベントのキービジュアルがプリントされたTシャツの販売なども実施されます。
このイベントが開催されるVRプラットフォームは、前回同様「VRChat」。VRデバイスとゲーミングPCの環境があれば満喫できます。こうしたVRデバイスを持っていない方は、ライブプラットフォーム「SPWN」を通して、PCやスマホでライブをリアルタイム視聴することが可能です。
テーマパークとカルチャーが融合するバーチャルエンターテインメント空間で、世代も国境も軽々と越えて見せた前回のV-Fes。これをさらにパワーアップさせた今回のイベントで、人気のサンリオキャラクターやアーティストたちが、参加者にどんな空間・時間を提供してくれるのか楽しみです。
SANRIO Virtual Festival 2023 in Sanrio Puroland
https://v-fes.sanrio.co.jp/
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- ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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