MetaTokyo、メタバース内の土地を追加購入。企業のサポート強化へ

Web3企業のMetaTokyoが、メタバース(仮想空間)プラットフォーム「Decentraland(ディセントラランド)」内の土地を追加購入しエリアを約4倍に拡大、ベリファイド・スタジオ認定やDecentraland財団との連携を発表しました。

MetaTokyoは、メタバース・NFTの領域で、日本文化とエンターテイメントを国内外のIP、ブランド企業、地方自治体などとの取り組みを通じて世界に向けて発信、事業化をおこなうWeb3企業です。同社が保有するDecentraland内の土地で音楽フェスティバルの開催やライブ会場の建築、IPとのコラボプロジェクト、デジタルファッション関連事業などを展開しています。

またDecentralandは、アメリカの非営利団体「Decentraland Foundation」が運営するメタバースプラットフォームです。ユーザーはDecentraland内の施設利用やゲームをプレイするだけでなく、メタバース内の土地であるLANDを購入し、独自コンテンツを作成できることが特徴です。

今回MetaTokyoは、Decentraland内の土地を追加購入し、エリアを約4倍に拡大したことを発表しました。これにより企業のメタバース展開やメタバース内でのマーケティング、ビジネス構築のサポートが強化できるようになったとのこと。

今後はメタバースに限らず、リアルでのプレスイベントやファン向けイベントの企画、グッズ、広告出稿などの制作も予定しているそうです。

MetaTokyoは、2022年にDecentralandが開催したメタバース内のファッションウィーク「Metaverse Fashion Week」に参加し、音楽フェスティバル「Metaverse Music Festival」ではコンテンツパートナーとして特設エリアの提供を受け、きゃりーぱみゅぱみゅや新しい学校のリーダーズなどがパフォーマンスをおこなっています。これらの取り組みが評価されベリファイド・スタジオに認定、Decentraland財団との連携も発表していました。

世界中のメタバース建築、イベント制作をおこなう企業であるベリファイド・スタジオでは、クリエイターなどのスタジオからDecentraland内の実績とクオリティの審査を受け、合格したスタジオのみが公式ディレクトリに掲載されます。

Decentraland財団のクリエイティブディレクターであるSam Hamilton氏はMetaTokyoとの連携にあたり、「メタバースの盛り上がりは2022年のDecentralandの大きな成長を意味し、我々のコミュニティから成長したMetaTokyoのようなスタジオの助けなしには、昨年のような野心的なイベントの数々を作ることはできなかったと思われます。MetaTokyoの様な独自の文化をグローバルに持ち込んでくれるスタジオの存在はとても貴重です。2023年もMetaTokyoと一緒に仕事ができることを楽しみにしています」とコメントしています。

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大島 予章
大島 予章
ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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