時計・電子情報機器メーカー大手のカシオ計算機が、NFTサービスの開発・運営を手がけるCryptoGamesと共同で、「G-SHOCK」ユーザーとの接点を広げることを目的に、「VIRTUAL G-SHOCK」プロジェクトを開始すると発表しました。第1弾ではDiscord上にコミュニティを開設し、会員権となるNFTを無料配布します。
カシオ計算機は、樫尾忠雄氏、樫尾俊雄氏の兄弟が1957年に創業した時計・電子情報機器メーカーです。電卓の開発・製造からはじまり、現在は時計やデジタルカメラ、電子辞書など、電子デバイスを広範に扱っています。
また、G-SHOCKは同社が1983年から販売している腕時計のブランドです。耐衝撃機能をはじめ、ストップウォッチやタイマー機能、アラーム機能といったデジタルウォッチの定番機能のほか、製品によっては高気圧防水や防塵、防泥機能が採用されていることから、世界中の特殊部隊隊員、パイロット、消防士などが愛用しています。
今回カシオ計算機とCryptoGamesが共同で発表したVIRTUAL G-SHOCKは、G-SHOCKのさらなるユーザー層の拡大を目的としたものです。
第1弾では、コミュニケーションサービスのDiscord上に「VIRTUAL G-SHOCKコミュニティ」を開設。コミュニティへの会員権となるNFT「G-SHOCK CREATOR PASS」初回1万5,000個を、9月23日より無料で配布します。
G-SHOCK CREATOR PASSは、ポリゴン(Polygon)ブロックチェーンを採用しており、配布対象国は日本、アメリカ、ドイツ、イタリア、オランダ、スペイン、イギリス、ポルトガル、オーストラリア、インド、シンガポール、インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナム、フィリピン。
なお、NFTの受取には、カシオの会員サービス「CASIO ID」の登録が必要です。
G-SHOCK CREATOR PASSの保有者は、VIRTUAL G-SHOCKコミュニティにアクセスし、共創企画に参加することができます。
共創企画では、G-SHOCK CREATOR PASSのカラー、素材、柄といったデザインを決める「G-SHOCK CREATOR PASS カラーデザインコンテスト」が開催予定で、コミュニティ内で投票を行い、最優秀賞に選ばれた作品は、実際のパスのデザインとして採用されます。今後はコミュニティ内でさまざまな企画を実施する予定だそうです。
カシオ計算機はこれらの取り組みについて、「VIRTUAL G-SHOCKとは、G-SHOCKの新たな挑戦です。G-SHOCKを愛する人たち、まだG-SHOCKをよく知らない人たちが共につながり、楽しみながら共創していくコミュニティを目指します」としたうえで、「ここに集うすべての人がクリエイターとなり、新しい何かを生み出すチャレンジをします。ひとりひとりがつながり合うことで生まれる新しい物語を、G-SHOCKとともに」とコメント。新規プロジェクトにかける意気込みを示しています。
投稿者プロフィール
- ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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