世界三大投資家・ソロス氏のファンド、ビットコイン保有を認める

世界的な著名投資家のジョージ・ソロス氏のファンドが暗号資産(仮想通貨)のビットコイン(BTC)を保有していることを認めました。同ファンドが暗号資産の保有を認めるのは今回が初めてです。

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ソロス氏のファンドが保有を認め、BTCは高騰へ

ジョージ・ソロス氏は「イングランド銀行を潰した男」の異名を持ち、ウォーレン・バフェット、ジム・ロジャーズとともに世界三大投資家の1人として知られる人物。そのソロス氏が設立したソロス・ファンド・マネジメントのCEOであるドーン・フィッツパトリック氏が、ブルームバーグ・サミットで「ビットコインを保有している」と発言し、ビットコイン保有が明らかとなりました。

またフィッツパトリック氏は「複数の銘柄を少量保有しているが、仮想通貨そのものよりDeFi(分散型金融)などの方が興味深い」と述べていて、ビットコインのみならず他の暗号資産も保有していることがわかりました。「仮想通貨はメジャーになった」とも発言しており、今後も暗号資産への取り組みは継続していくことが伺えます。

この件が報じられるとビットコインは上昇。9月は特に中国のネガティブな動きに対して下落していましたが、そのほかの要因も相まって5月以来の600万円超えという高騰をみせています。

ソロス・ファンド・マネジメントは7月の時点で、仮想通貨取引について報じられていました。しかし、公の場で暗号資産保有を正式に認めたのは今回が初めてです。今年に入ってからは仮想通貨データソリューション企業のLukkaに出資するなど、暗号資産関係の企業への出資も積極的におこなっています。

世界的な投資家であるソロス氏のファンドによる暗号資産の保有は、暗号資産全体へのポジティブな動きとして好意的にとられています。今年から来年初頭にかけては、他のファンドや投資家なども同様の動きをみせることになることでしょう。

投稿者プロフィール

大島 予章
大島 予章
ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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