暗号資産(仮想通貨)のビットコイン(BTC)が先週末、大暴落しました。それまで650万前後を推移していたものが、一気に530万円台まで根を下げ、現在も500万円台から抜け出せずにいます。
先日アメリカのFRBのパウエル議長が「資産買い入れを数か月早期に終了する是非を、次のFOMC(アメリカ連邦公開市場委員会)にて議論することが適切だ」と表明。テーパリングのペースを速める決定がなされる可能性は比較的高いとみられたことで、相場が急反落しましたが、週の前半はまだ650万円台をキープしていました。
しかし、ADP雇用統計の月間雇用者変化数とISM製造業景況指数が市場予想を上回り、そこに新型コロナウイルスの変異種であるオミクロン株のアメリカ国内での感染事例が確認されます。
金融当局のタカ派傾向とオミクロン株によって、仮想通貨の時価総額全体が減少。株式をふくめ市場全体が連れ安となりました。
ふたたび暴落したビットコインですが、これまでも幾度となく暴落を繰り返し、現在の価格まで上昇してきています。今回の値下げはかなり大きいものですが、ここで精査を欠いた判断を行うのはよくないでしょう。
楽観視してよいわけではありませんが、暗号資産全体ではこれからもNFTやメタバースなどの関連ニュースが続くことは決まった未来です。ポジティブなニュースだけではありませんし、急激に高騰するわけではありませんが、静観しておくべきでしょう。今が投資のチャンスと考えるかどうかはまた別の視点ですので、そこはご自身の判断で。
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- ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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