NFTマーケットプレイスのOpenSeaが、暗号資産(仮想通貨)決済プロバイダのMoonPayと提携し、クレジットカード決済に対応することがわかりました。
MoonPayは、クレジットカードやデビットカードを使用し、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、リップル(XRP)などの暗号資産を購入できる決済システム。2019年にIvan Soto-Wright氏とVictor Faramond氏が立ち上げ、現在は世界160ヶ国以上でサービスを展開しています(2021年7月に日本向けサービスは終了)。
MoonPayの決済インフラは法定通貨を暗号資産に返還し、暗号資産市場へのエントリーポイントを提供。同サービスには顧客認証、支払い処理、暗号資産の流動性提供、詐欺防止などの機能も備わっています。
また、多くの著名人にNFT購入の仲介サービスを提供しており、ラッパーのスヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)や歌手のマドンナ(Madonna)が人気NFTコレクション「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」を購入すると、大きな注目を集めました。
MoonPay公式Twitterによると「ユーザーは近いうちにVisa、Mastercard、Apple Pay、Google Payなどを介して、OpenSeaのNFTを購入できるようになる」とのこと。クレジットカード決済は、NFTのミント、ドロップ、トレーディングにも対応。ただし、決済手数料が発生するため、暗号資産ウォレットでの購入に比べ、コストは高くなります。
このクレジットカード決済対応によってOpenSeaの利便性が高まり、NFTの発行・取引が活性化し、業界のさらなる発展につながると期待されています。なお、OpenSeaは先月、Solanaのブロックチェーンを基盤として発行されたNFTを取り扱う予定であることも発表しています。
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