クロアチア最大のスーパーマーケットチェーンのKonzumが、同社のオンラインストア上での支払いに暗号資産(仮想通貨)を対応させたことを明らかにしました。
Konzumはクロアチア内だけでも700店舗以上を有し、1万人を超える従業員を抱えるクロアチア最大のスーパーマーケットチェーンです。
オンラインストアで使用できる暗号資産は、ビットコイン(BTC)、イーサリウム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)、EOS、DAI、リップル(XRP)、ステラ・ルーメン(XLM)、テザー(USDT)、USDコイン(USDC)の9種で、フィンテック会社のElectrocoin社と提携し、決済手段にPayCekを使用するとのこと。PayCekは取引開始時の固定為替レートを保証しており、価格変動の激しい仮想通貨を安心して利用できるとしています。
オンラインストアのみでのサービススタートとなりましたが、今後はリアル店舗でも暗号資産による支払いを行っていく予定があるそう。
Konzumの取締役であるウロシュ・カリニッチ氏は「革新的な技術やテクノロジーを活用することで、より多くの人々に、より良いサービスを提供することができるでしょう」と述べています。
クロアチア最大のスーパーマーケットチェーンがこうした動きを行うことで、今後は一気に同国内での使用が加速していくことになると思われます。注目すべきはビットコインやイーサリアム以外の暗号資産も一気につかえるようになったことです。
暗号資産を一般的な通貨と同じように扱えるほどまでにはまだ市民権を得ていない印象ですが、ビットコインやイーサリアムはかなり世間的にも知られる存在となりました。しかし、それら以外のアルトコインは所有している人も一部の投資家などに限られる印象です。
クロアチアのみの話とはいえ、今後ほかのアルトコインがどう扱われていくかが、こうしたリアル店舗での暗号資産使用への鍵となっていくかもしれません。

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