ゲーム会社のユービーアイソフト(Ubisoft)は、NFTプラットフォーム「Ubisoft Quartz」のローンチを発表しました。
ユービーアイソフトはフランスに本社を置くコンピュータゲームの開発・販売会社。1986年に創業後、世界中に事業展開し、1994年には日本法人も設立。社名の由来は「Ubiquity」という単語からとったもので、創業者の一人であるジェラールが世界中どこにでも在りたいという想いから考案したのだそうです。
今回ローンチされるNFTプラットフォームはベータ版で、Windows PC版の「ゴーストリコン ブレイクポイント」というゲームで利用できるようになります。トリプルエー(AAA)級のゲームではNFTプラットフォームは初となります。「Digit」と呼ばれるNFTはゲーム内アイテムで売買可能で、環境への影響を配慮し、暗号資産(仮想通貨)テゾス(XTZ)のブロックチェーンを活用するとのこと。
各Digitにはシリアルナンバーを表示させることも可能で、履歴をさかのぼって所有者を追跡することが可能となります。また、ゲーム内の収集品としても使え、プレイヤーはゲーム内でオリジナリティを示すことができます。
「Ubisoft Quartz」ベータ版は、まずはフランスやアメリカをはじめ9カ国でローンチ予定で、日本は含まれていません。早期プレイヤーには無料のDigitも付与させる計画だとのこと。また、NFTの取引は「Rarible」と「Objkt.com」のプラットフォームを介して行われる予定だそうです。
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