【投資信託】『アクティブ』と『レバレッジ』 リスクを取るならどっち?

投資信託をはじめるなら、なるべく大きなリターンが見込めるファンドを選びたいところ。

投資効率を高める方法として、アクティブ運用やレバレッジ型のファンドといった選択肢が用意されています。

「より稼ぎやすいのは?」「手数料がお得なのはどっち?」「どっちが安定する?」

今回はアクティブ運用のファンドとレバレッジ型のファンドを比較していきます。

目次

アクティブファンドとは

一般的に投資信託は株価指数に連動させた運用を目指す、インデックスファンドと呼ばれるものが多いです。

その一方でアクティブファンドは、運用会社やプロのファンドマネジャーが運用を行います。

彼らが独自の見通しや投資判断に基づいて運用を行うことで、指数を超える収益を目指すのです。

インデックスファンドに比べて大きなリターンを得やすいのと引き換えに、手数料が高めに設定されていることが特徴です。

レバレッジ型ファンドとは

レバレッジファンドは、インデックスやアクティブといった運用方法にかかわらず、「投資資金の倍以上の資金を動かすこと」によって利益の拡大を目指す投資信託です。

レバレッジ投信では、証拠金を差し入れることにより〇倍の資金を運用することができるのです。

ひとくちにレバレッジ投信といっても、レバレッジ(ブル)型とインバース(ベア)型に分けられます。

投資信託では、ブル型とベア型の商品が販売されていて、ブル型は相場が上昇しているとき、ベア型は相場が下落しているときに利益が出るように設計された商品となっています。

こちらも通常の投資信託よりも大きいリターンが見込める半面、信託報酬率が高めに設定されています。

両ファンドを比較

今回はプロが運用を行う投資であるアクティブファンドと、指数に連動させながら資金以上の投資を行うレバレッジ型のインデックスファンドを比較していきます。

アクティブファンド

以下は、楽天証券で販売されている代表的なアクティブファンドの例です。

ファンド名種類過去1年の成長比信託報酬率
三菱UFJ NASDAQオープン Bコース米国株式+49.01%1.672%
グローバル新世代関連株式ファンド先進国株式+42.25%1.925%
ファンド「メガ・テック」国内株式+38.48%1.65%
第6回楽天証券ファンドアワード最優秀ファンド (2021年9月17日現在)

全体の平均として信託報酬率は1.8%ほどで、過去1年で+40%ほど上昇しています。

レバレッジ型インデックスファンド

以下は、楽天証券で販売されている代表的なレバレッジ型のインデックスファンドの例です。

ファンド名種類過去1年の成長比信託報酬率
iFreeレバレッジ NASDAQ100米国株式+83.67%0.99%
iFreeレバレッジ S&P500米国株式+78.24%0.99%
楽天日本株4.3倍ブル国内株式+165.11%1.243%
楽天 投信スーパーリサーチより買付ランキング上位ファンドから選出(2021年9月17日現在)

このように、信託報酬率が1%程とアクティブファンドと比べ割安で、過去1年の成長比も大きいです。

このことから、レバレッジ型インデックスファンドは、アクティブファンドよりも全体的にパフォーマンスが高いと言えます。

また、運用自体は指数に連動させるだけで人件費がかからないためか、アクティブファンドよりも手数料が割安に設定されています。

いくら運用のプロが投資を行うよりも、単純に大きなお金を動かすことの方が投資効果が高められるということですね。

レバレッジ型にも注意点がある

より大きなリターンが見込めるという点でレバレッジ型投信に軍配が上がりますが、通常のアクティブファンドよりも注意しなければならない点があります。

レバレッジ型のファンドはリターンが大きい分、同様に値下がりの際に大きな損失が生じることになります。

以下は『楽天日本株』の倍率の異なるレバレッジファンドの成長比です。

楽天日本株トリプル・ブル(2021年9月17日現在)
楽天日本株4.3倍ブル(2021年9月17日現在)

ご覧の通り、1年前(2020年9月)にファンドを購入して今(2021年9月)売れたと仮定するならばレバレッジの倍率が高い方が断然お得です。

しかし、3年前(2018年9月)・6か月前(2021年3月)にファンドを購入して今(2021年9月)に売ってしまうとすると、かえってレバレッジの効果が悪影響をもたらしてしまいます。

このように、値段が上下する相場になるとレバレッジの恩恵を受けにくくなってしまうのです。

これらのことから、レバレッジ型ファンドは売却のタイミングがかなり大事になってくると言えます。

レバレッジ型ファンドについての詳細な注意点はこちらの記事で解説しています。

一方でアクティブファンドは中長期で成長する商品であり、数年を経て成長していきます。

レバレッジ型のファンドに比べると値下がり時の沈み込みは緩やかで、リスクは比較的低いと言えるでしょう。

手数料の安い例外ファンドも存在

アクティブファンドとレバレッジ型ファンドは手数料が高いということを説明してきましたが、その二つが掛け合わされているのにも関わらず手数料がかなり割安に設定されているファンドも存在します。

それが、楽天USA360と呼ばれているファンドです。

ファンド名種類過去1年の成長比信託報酬率
楽天・米国レバレッジバランス・ファンド米国株式+31.40%0.4945%
(2021年9月17日現在)

このファンドは、米国の厳選された株式・債券に投資するレバレッジ型のアクティブファンドです。

信託報酬料は年々安くなってきているので、定期的なファンドの見直しをすることが大事ですね。

レバレッジ型とアクティブファンド、どっちがいい?

今回は、アクティブファンドとレバレッジ型ファンドを比較してきました。

値上がりの大きさと信託報酬料の低さを考慮するとレバレッジ型のインデックスファンドに軍配が上がりますが、売却のタイミングが難しいという問題があります。

売却のタイミングに自信のある方はレバレッジ型ファンドを、値下がり時のリスクを抑えたいけど、通常のインデックスファンドよりも大きなリターンに挑戦してみたい方はアクティブファンドを選んでみてはいかがでしょうか。

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