HEXA、ブログ読む権利をNFT化で収益「6ブログ」開始

メディアエクイティが運営するNFTマーケットのHEXA(ヘキサ)は、Web3型の次世代ブログサービス「6ブログ」をスタート。ブロガーの初回招待枠の配布を実施しました。

メディアエクイティは、ITや金融のスペシャリストで構成されるグローバルサービス企業。主力サービスであるHEXAをはじめ、SEO対策に向けた記事案をAIが生成する「AI SEO ライターツール」や、GPT-4ソリューション、SNSの口コミを分析する「ランキングネットリサーチ」などのサービスを手がけています。

HEXAは、暗号資産やウォレットが不要なNFTマーケットプレイス。日本円でNFT関連の取引を完結でき、HEXAメタバースとも連動。Web3型のオンラインサロンやファンクラブなどといったコミュニティ機能も内包したサービスで、行政との協業や他マーケットプレイスとの連携なども積極的に行っています。

HEXAが今回発表したのが「6ブログ」。この新サービスは、Web領域における記事コンテンツの価値を高め、同時にブロガーにも利益を還元できるWeb3型ブログサービスの創出を目指して立ち上げられたとのことです。

6ブログの最大の特徴は、“記事の続きを読む権利をNFT化できる”という点。この権利NFTは記事を読み終えた後に転売することもでき、読者が記事の魅力をSNSなどで発信することで権利NFTの価値や記事の宣伝効果が高まることも見込まれます。
この転売の際に、記事執筆者にはロイヤリティとして転売額の最大10%が支払われる仕組みになっており、継続的な収益化を生む効果も。こうした構造を通して、Webにおける記事コンテンツの古本市場のような役割を6ブログが果たすことを目指すとしています。

また、NFT化されるのは“読む権利”であり、コンテンツそのものはNFT化されないので、記事の内容は執筆者による更新・編集が可能。読者は常に最新版を読むことができ、アップデートされた内容によっては、二次流通された後にNFTの価値が上がることも期待できます。

他にも、アフィリエイトを含めて商用利用が可能な点や、HEXANFTのドメイン内でブログ記事がかけるため、プライベートのドメインで記事を書くのに比べてSEOの面で有利であること、ブログの執筆は招待制であるため記事の質が一定程度保たれる、といった特徴も備えています。

同ブログでは執筆陣の初回招待枠の配布を、2023年7月24日~30日までの期間限定で実施。X(Twitter)のHEXANFT公式アカウントのフォローと、配布キャンペーン投稿をコメント付き引用ツイートすることによって配布されました。今後も招待枠の配布は行われるとのこと。

6ブログは、7月31日にベータ版をリリース済み。8月21日には記事コンテンツの続きを読める権利NFTの発行機能を搭載予定としています。今後この新サービスがどのような成長を遂げていくのか、期待が高まります。

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大島 予章
大島 予章
ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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