SNS大手のFacebookのCEOであるマーク・ザッカーバーグ氏は社名を「Meta」に変更すると発表。さらに同社は、NFT事業に参入する可能性についても触れています。
今回の社名変更は数日前からリークされていました。Metaはインターネット上に設けられた「メタバース」と呼ばれる仮想現実空間の事業をメインにしていくようです。メタバースは、VRなどの技術をつかい仮想空間の中で現実と同様の交流や、さらに仮想空間ならではの体験を可能とした新たな生活領域として、いま注目を集めている分野。Metaは、すでにOculus(2022年よりMetaにブランド名が変更)などのVR商品でこの領域で先行しており、メタバース構築に向けて新たな雇用の計画も発表しています。
また同社のメタバース部門の責任者であるVishal Shah氏は「メタバース内では、NFTのような限定版のデジタル・オブジェクトを販売したり、自分のデジタル・スペースに展示したり、さらには次の人に安全に転売することが容易になる」と述べています。8月には同社の手掛けるデジタルウォレット「Novi」に、NFTに関する機能の実装が検討されていることも判明しています。
FacebookやInstagramなど多くの利用者を抱える同社ですが、中でも最近話題になったいたのは、メタバースのバーチャル会議室「Horizon Workrooms」です。
これまでのアバター参加でのVR会議と違って、よりリアルに近いミーティング体験ということで、メタバースを理解する上で非常にわかりやすく、識者を中心に大きく盛り上がっています。ユーザーの囲い込みがより加速していけば、メタバース空間でも一等地を獲得する可能性が高く、映画「レディ・プレイヤー1」のような世界もそう遠くないかもしれません。
TiktokやTwitterなどSNS業界ではNFTが盛り上がっています。Facebookが今後、NFTに関してどう動いていくかも注目です。
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- ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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