NFTコレクション「CryptoNinja Partners」を手がけるバケットが、同NFTの保有者限定で利用できるスマホアプリ「CNP Friends」のiOS版のテストリリースをしました。
バケットが手がけるCryptoNinja Partnersは、約4万人が参加する国内最大級のNFTコミュニティ「NinjaDAO」発のプロジェクトです。忍者をテーマに展開するIP「CryptoNinja」のスピンオフ作品としてDAOの参加者が企画・制作し、2022年5月に22,222点のNFTコレクションを発売。「ファンが『パートナー』にもなれる世界」を掲げ、発売当初約800名だったホルダー数は、3ヶ月で4,700名以上にまで増加するなど人気を集めています。
リリース直後から世界最大規模のNFTマーケットプレイス「OpenSea」で世界ランキング上位を獲得し、流通総額は3ヶ月で3,000ETH(記事執筆時点で約7億1千万円)を突破。ホルダー向けのサービスとしてスマホアプリを開発するなど、体験価値の創造に力を入れていて、国内外のNFTコレクター・投資家の注目も集めるプロジェクトへと成長し注目となっています。
今回テストリリースされたCNP Friendsは、NFTコレクションCryptoNinja Partnersの保有者限定で利用できるアプリです。
アプリにブロックチェーンのウォレットを接続すると、CryptoNinja Partnersの保有者であることを確認し、保有者同士で交流ができるようになります。テストリリースはiOS版から開始、Android版は9月中旬に対応予定となっています。
今後はコミュニケーション機能をベースに、CryptoNinja Partners保有者限定のサービスや特典がアプリ上で提供される予定で、具体的にはユーザーが保有しているCryptoNinja Partnersのキャラクターと遊べる機能や、キャラクターと一緒に散歩をすることでポイントやNFTが獲得できるようになるとのこと。
バケットはCNP Friendsのテストリリース開始にあたり、「今後はCryptoNinja PartnersのNFTホルダーでなくても、キャラクター達とより親しむことのできる機能を追加しながら、NFTプロジェクトとマス層との架け橋になれるアプリを目指して進化させてまいります」とコメントしています。
バケットは今月、NFTによる地⽅創⽣を推進する「あるやうむ」と共同開発で、ふるさと納税の返礼品NFT発行をワンストップで支援する自治体向けパッケージ「ふるさとCNP」のローンチも発表しています。
ふるさとCNPは、CryptoNinja Partnersのクリエイターが地域の景色や特産品をイラスト化し、キャラクターと組み合わせたオリジナルデザインを作成。寄付はポータルサイト「ふるさと納税NFT」を通じて受け付け、あるやうむが返礼品NFTの発行・送付まで管理するサービスです。
NFTの発行にとどまらず、様々な取り組みを行うバケットの動向に注目が集まっています。
投稿者プロフィール
- ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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