朝日新聞社、報道写真を使用したNFT「鉄道開業150年シリーズ」販売開始

朝日新聞社は、所蔵する鉄道の報道写真を使用したNFTコレクション「鉄道開業150年シリーズ」の販売を開始しました。販売は楽天グループが運営するNFTマーケットプレイス「Rakuten NFT」にて行われます。

今回発表された鉄道開業150年シリーズは、朝日新聞社が所蔵する1872年から1988年までの各時代を撮影した鉄道の報道写真と、それぞれの鉄道史を記した解説カードがパックになったNFTコレクションです。

販売を行うマーケットプレイスはRakuten NFTで、スポーツやエンターテイメントなどさまざまな分野におけるNFTの購入および個人間の売買ができるマーケットプレイスと、IPホルダーがワンストップでNFTの発行、販売サイトの構築が可能な独自のプラットフォームです。

決済は楽天IDと暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)のみとなっており、楽天ポイントを貯めたり、使用できることが特徴です。購入したNFTはRakuten NFTのマイページにコレクションされ、マーケットプレイスに出品し、販売することもできます。

「1872年 日本最初の鉄道」
「1872年 日本最初の鉄道」解説カード

鉄道開業150年シリーズの第1弾では、2月27日に「1872年 日本最初の鉄道」「1895年 日本初の電気鉄道」「1927年 日本初の地下鉄」「1928年 昭和天皇即位の礼のお召し列車」「1930年 特急列車『燕』が運行開始」の計5種類、各40パックを販売。価格は1パック3,980円、または0.017ETH(記事執筆時のレートで約3,800円)となっています。

3月7日に第2弾、3月17日に第3弾、3月27日に第4弾の発売を予定しており、いずれも計5種類、各40パックが販売されます。価格は販売開始時に発表されるとのこと。

「鉄道開業150年のあゆみ」

また条件を満たしたユーザーを対象に、開業150年目の「鉄道の日(2022年10月14日)」、朝日新聞に掲載されたパノラマ年表「鉄道開業150年のあゆみ」の特典NFTをプレゼントするキャンペーンを開催しています。

条件は、「朝日新聞社が発売する鉄道開業150年シリーズのNFTパックを3種類以上購入するか、個人間マーケットプレイスも含めて計6種類以上のパックを1パックにつき1,990円以上で購入」、「2023年4月7日23:59時点で、計6種類以上のパックを保有」の2点。配布時期は、4月17日頃を予定しているそうです。

朝日新聞社は鉄道開業150年シリーズのリリースにあたり、「朝日新聞社は明治の創刊以来、国内外の時代を記録した数多くの写真や動画を所蔵しており、鉄道写真においても写真データベース『朝日新聞フォトアーカイブ』を通じて、紙面、テレビ、雑誌での報道や、企業広告など法人により活用されてきました。このたび、より多くの方に朝日新聞社が所蔵している写真を楽しんでいただくために、NFTの技術を通じて、朝日新聞社において初めてデジタルデータとして一般に販売することになりました」とコメントしています。

朝日新聞NFT「鉄道開業150年シリーズ」
https://asahi.nft.rakuten.co.jp

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投稿者プロフィール

大島 予章
大島 予章
ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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