GMOインターネットグループのGMOアダムが運営するNFTマーケットプレイス「Adam byGMO」が13日より提供を開始となった英語版に併せて、「Adam byGMO」のβ版としての提供を終了し、正式版に移行しました。
「Adam byGMO」英語版では、作品ページを英語で閲覧できるのに加え、購入や入札、二次流通等の手続きを英語で完結することが可能。海外からは、クレジットカード、イーサリアム(ETH)で購入が可能です。出品はイーサリアムでの受取のみとなります。
NFT市場は2021年後半から急激に拡大していますが、日本国内ではまだその勢いは一部に留まっていて、市場規模としては圧倒的に海外が大きいです。特に近年話題となっているNFTアートの高額取引の実例も、出品者が国内のアーティストであっても購入者が海外在住者、特に著名なセレブであるケースが散見されます。
またNFTはどこで買っても、その購入履歴などが証明されることで購入者が世界のどこに住んでいてもよく、様々な国にファンを持つアーティスト、特にアート界隈などからは国内での販売にとどまらないことがNFT参入のキッカケになっているケースは珍しくありません。こうしたことから、国内のマーケットプレイスで英語版の提供は、非常に多く寄せられていた要望のようです。
「Adam byGMO」は英語版の提供開始をもってβ版を終了し、正式版としてサービス提供を開始。「国内外のクリエイターやコンテンツのファンをつなぎ、それぞれの活動を支援するとともに、安心・安全にNFTコンテンツをお取り引きいただけるグローバルプラットフォームとなるべく、今後もコンテンツと機能の拡充を加速してまいります」と述べています。
OpneSeaなど海外の有名プラットフォームは、日本へのローカライズがまだあまりなされていないのが現状です。そのため、国内のマーケットプレイスが逆に海外に向けて英語版を提供していくのは必要命題だといっていいでしょう。アーティストにとっても非常に有益な動きです。

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