XRのプロジェクトの開発・企画をおこなうASATECが、現実の世界で仮想世界を融合させたハイブリットな世界を実現できるリアルメタバースのプラットフォームアプリ「MetaTown」をローンチしました。
MetaTownは「超越(Meta)した街(Town)作り=街のメディア化」をコンセプトに、XRやデジタルツイン、GPS、空間認識の技術を組み合わせて、現実の世界に溶け込んだように仮想世界を融合させることができるスマートフォン用メタバースのプラットフォームアプリ。往来のARで活用されてきたGPSやマーカー認証の技術ではなく景観にスマートフォンをかざすことで体験することが可能です。アプリはiOSとAndroid OSに対応。
すでに様々な企業や団体との取り組みをはじめており、たとえば埼玉県の不動産会社の中央住宅とは、販売する分譲地の販売時に、スマートフォンで分譲地の景観をかざし、その土地に3DCGの家を出現させることで、実際に建てる前にリアルな景観を通して、顧客とイメージ共有することを実現しています。
そのほかには、ケーブルメディアワイワイと宮崎県延岡市の街をメディア化する実証事業や、国士舘大学と防災教育のプロジェクトの実証事業もおこなっており、今後、MetaTownでは、地域活性化を担う企業や大学と連携し、観光・地域活性化企画、防災企画、製造業・建設業・不動産業のDX化企画等2023年までに100件の企画を目指し、街のメディア化を促進するとのこと。
メタバース関連の事業については、すでに多くの企業が参入してきています。2022年はこうした動きが非常に多く見られることになると予測されますが、今後は以下にユーザーに利用してもらい認知が広まっていくかが鍵となっていくことと思われます。
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