漫画界の巨匠・手塚治虫の漫画原稿で構成された初の公式NFTプロジェクト「From the Fragments of Tezuka Osamu(手塚治虫のかけらたちより)」のシリーズの最新作として『火の鳥』と『ブラック・ジャック』のデジタルアートNFTの販売が開始となりました。
手塚治虫は医学博士でありながら漫画家の道を選択し、1946年のデビューから生涯をかけて漫画を描き続け、戦後の日本にストーリー漫画を確立させた人物。NFTプロジェクト「From the Fragments of Tezuka Osamu(手塚治虫のかけらたちより)」は、手塚治虫の漫画原稿を惜しみなく使用したデジタルモザイクアートNFTで、「ジェネレーティブアートNFT」「モザイクアートNFT」の2形態でデジタルアートNFT作品を展開しています。
第一弾は「鉄腕アトム」を題材としたたもので、ジェネレーティブアートNFTでは、1点0.08ETH(約35,000円)の作品1,000点が販売開始からわずか1時間で完売。また、モザイクアートNFTのオークションでは、日本発のアートNFTの1点の落札価格として過去最高額となる120ETH(約5,300万円)で落札されました。
作品の背景には、手塚治虫作品の色彩豊かなカラー原画840枚を配置。うち8枚は大きめのサイズで各作品固有のカラー扉絵を使用しており、ヒーローものをはじめ、心温まる短編、シリアスな青年漫画、妖艶な美女に至るまで、手塚治虫が生み出した多様なキャラクターや作品を一望できます。
またモチーフキャラクターには、各作品の4000枚以上の白黒漫画原稿を4万点以上の断片にカットし、モザイク素材として配置しています。 キャラクターの色合いは、手塚治虫漫画が実際に連載されていた当時のコミック誌で使用されていたカラーせんか紙やカラーインクの色合いのものです。
なお、手塚プロダクションは、本プロジェクトのデジタルアートNFT(モザイクアート・ジェネレーティブアート双方)の純売り上げを、ユニセフ、および日本の子供のための組織に各10%(合計20%)寄付することを決定しています。
投稿者プロフィール
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