NFT Gardenが正式版リリース。新機能実装と有料プラン提供開始

企業向けNFT作成プラットフォーム「NFT Garden」が、4月25日に正式版リリースと新機能の実装および有料プランの提供を発表。また、正式版リリースを記念し先行申し込みユーザーが有料プランを3ヶ月間無料で利用できるキャンペーンを開始しました。

NFT Gardenは、Web3企業のConnectivが運営する企業向けNFT作成プラットフォームです。2022年1月にベータ版がリリースされました。ユーザーはNFT作成に関する技術や知識がなくても、API経由で自身のコンテンツをNFT化できることが特徴。16のブロックチェーンと3つの暗号資産(仮想通貨)ウォレットに対応しており、NFTマーケットプレイスOpenSeaへの出品を含め、ベータ版では無料で利用することができます。

運営するConnectivから発表されたのは、NFT Gardenの正式版リリースと新機能の実装および有料プランの提供開始。リリースは4月25日予定となっています。

正式版リリースに伴い実装される新機能では、PolygonやSolanaなど現在対応している16のブロックチェーンに加え、Ethereumチェーンに対応するとのこと。有料のBusinessプラン以上を選択すると、EthereumチェーンでのNFT生成が可能になります。

また、NFTを生成・転送する際のトランザクション情報を閲覧・蓄積できる「トランザクションアナライザー」機能を実装し、さまざまなブロックチェーン上に分散したトランザクションデータを集約することで、同一フォーマットで分析できるようになります。

有料プランはNFTプロジェクトの規模に応じて、小規模向けのGrowthから大規模向けのEnterpriseまで4つの料金プランが用意されています。月額49ドル(記事執筆時のレートで約6,400円)のGrowthプランで約125NFT、月額799ドル(約10万5,000円)のBusinessプランでは約2,500NFTの生成ができ、いずれもクレジットカードによる法定通貨での決済が可能です。

今後は譲渡不可能NFTの生成機能、グループ機能(共同作業者の招待)、トランザクション情報の追跡収集機能を追加予定で、対応するブロックチェーンを増やし、2025年3月には60種類を超えるブロックチェーンに対応するそうです。

さらに、NFT Gardenは正式版リリース記念として、先行申し込みユーザーが有料プランを3ヶ月間無料で利用できるキャンペーンを開始しました。キャンペーンはすべての有料プランに対応していますが、利用には審査があります。

企業が独自にNFTプロジェクトを立ち上げるには専門的な技術や知識が必要になりますが、NFT Gardenを利用することでプラットフォーム上でNFTを生成し、事業規模に合わせた予算で取り組むことが可能になります。正式版リリース後も新機能の追加や対応ブロックチェーン拡大がアナウンスされているNFT Gardenの動向に注目が集まっています。

NFT Garden
https://nftgarden.app/jp/

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投稿者プロフィール

大島 予章
大島 予章
ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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