LINE NFT、NFT無料配布機能「エアドロップ」の提供開始

NFTマーケットプレイス「LINE NFT」が、NFT無料配布機能「エアドロップ」の提供を開始しました。

LINE NFTは、LINEによるNFTの購入および取引が可能なNFTマーケットプレイスです。4月のサービス開始以来、キャラクターやアニメ、スポーツ、アーティストなど幅広いジャンルのNFTを約7万点販売してきています。購入したNFTは、「LINE BITMAX Wallet」に保管でき、LINEに登録した友だちと交換することも可能な点が特徴です。

今回発表されたエアドロップは、NFTを無料で配布する機能で、NFTをユーザーにプレゼントするという意味から「ギブアウェイ」とも呼ばれています。海外のNFT市場では、NFT潜在層ユーザーへのアプローチや新規ユーザーの呼び込みなど、NFTマーケティングに活用されています。

今回エアドロップを導入したのは、企業やコンテンツホルダーが提供するNFTをユーザーに触れてもらうきっかけを作るツールとして使ってもらうためとのこと。これにより、NFTを入り口としたサービスの認知や興味・関心の向上が期待できるとのこと。また、開発工程を踏まずに簡単にユーザーへNFTを配布できる点も特徴となっています。

ユーザーは、エアドロップNFT受取用のQRコードを読み取った後、LINE上で始められるLINE NFTアカウントから受取り可能。受け取ったNFTは、デジタルウォレットのLINE BITMAX Walletで保管・管理できます。

例えば、ライブやコンサートなどイベント来場者へのNFT配布や、SNSを用いた各種キャンペーンなどでのNFT配布など、企業やコンテンツホルダーとユーザーとの接点を作るマーケティングツールとしてNFTを活用できるようになります。

LINE NFTはエアドロップの提供にあたり、「今後も誰ひとり取り残さないNFTの世界を目指し、NFTを所有することによる楽しみなど、様々なNFT体験をユーザーの皆さまに提供してまいります」としたうえで、「また、“あなたの毎日につながるLINE Blockchain”をコンセプトに、ユーザーの日常生活に実際に適用できるNFT等のブロックチェーンサービスおよび技術の提供を目指してまいります」とコメントしています。

LINE NFTは今年7月、LINEのプロフィールアイコンにNFTを設定が可能な「プロフィールNFT」機能の体験版の提供を開始。同機能はLINE NFT上でNFTを購入し、マイページでNFTを選択すると、LINE NFTとLINEのプロフィールに同時に設定できるというもの。

第1弾として、LINEスタンプの人気キャラクター「うさぎゅーん!」と「ミミくるガールズ」、第2弾に「おもちシスターズ」をリリースすると即日完売となり、すでにLINE NFTでは二次流通がはじまっています。

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大島 予章
大島 予章
ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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