ChatGPT活用「Knights of Monadom」が日本円決済を導入

暗号資産(仮想通貨)「モナコイン」関連のサービスを提供するモナトカは、Webブラウザゲーム「Knights of Monadom」で使用されるモナカードと、ゲームプレイに必要なモナトカポイントの購入に日本円決済を導入したことを発表しました。

モナトカは、前払式支払いシステムの提供、モナカードを扱うマーケットプレイスの運営、モナカードを活用したゲームの開発などを行う企業です。モナカードは、モナコインチェーン上で発行されるトレーディングカード形式のNFTです。

モナトカが運営する「Knights of Monadom」は、モナカードとChatGPTを活用したWebブラウザゲームです。

ChatGPTはOpenAIによって開発された大規模言語モデルで、自然な会話を生成し、さまざまな質問やタスクに対応する機能を備えています。ゲーム開発においても応用が進んでおり、プレイヤーの没入感を高めるとともに、パーソナライズされたゲーム体験を提供することができます。

「Knights of Monadom」をプレイするためにはモナトカポイントが必要で、ポイントの購入はモナコインでの決済に対応しています。1プレイに必要なポイントは100モナトカポイントで、500ポイントから購入可能。100モナトカポイントの価格は0.2MONA(記事執筆時のレートで約12円)です。

プレイヤーは、3枚から11枚のモナカードを選び、自分のデッキを作成します。ChatGPTが自動でバトルを進行し、プレイヤーは他のプレイヤーやコンピュータと対戦します。ナイトカードと魔法カードを使い、3本先取で勝利を目指します。バトルの検索やランキングは特定の条件で行うことができ、勝率などの情報も確認できます。

さらに、プレイヤーはゲーム内で使用するナイトカードを作成し、販売することも可能です。カードの作成にはモナトカによる審査と登録が必要で、1枚のカードにつき20MONA(約1,200円)の費用がかかります。

今回発表されたのは、「Knights of Monadom」で使用するモナカードと、ゲームプレイに必要なモナトカポイントの購入に銀行振込を利用した日本円決済の導入です。

現在、日本円決済の導入を記念して、モナカード11枚と3,000モナトカポイントのセットが税込1,200円で、また5,000モナトカポイントが税込700円で販売されています。

モナトカは、今回の日本円決済導入について、「この取り組みにより、モナダムのプレイヤー層が暗号資産に馴染みのない層まで広がり、クリエイターが作成・登録したナイトカードがより多くのプレイヤーに注目されることを期待しています」とコメント。

今後は銀行振り込み以外の決済手段の追加、1枚単位で販売されるシングルカードの提供、ナイトカードの審査・登録料を日本円での支払いに対応などに対応するとしています。

Knights of Monadom
https://knightsofmonadom.monatoka.com/

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大島 予章
大島 予章
ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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