『鉄腕アトム』のNFTカードゲーム向けのNFTカードの制作が発表されました。今回発表されたNFTカードは、メタバース内で遊べるトレーディングカードゲーム「NFTDUEL」で利用可能となっています。
『鉄腕アトム』のNFTカードは、手塚プロダクション、JTBとジェーシービーの合弁会社であるJ&J事業創造、NFTゲーム事業を手がけるNOBORDER.zの3社が共同で開発。カードは、日本の観光地と『鉄腕アトム』のキャラクターをかけ合わせたデザインを採用しています。
今回発表されたプロジェクトには、コロナ禍で大きく毀損した地域経済と国内観光マーケットの回復・支援を目的として、メタバース上のNFTゲームで使用できるNFTを、世界市場に向けて発表する狙いがあるそう。
ユーザーは日本各地の魅力や文化が詰まったNFTを自分の資産として所有し、それを使用して遊んだり、カード同士を合成して新しいカードを作ったり、カードを売買することによって収益化することも可能になっています。
第一段のコラボレーション地域は、県をあげて宇宙産業の飛躍に向けたさまざまな取り組みを行うほか、日本一の星空継続観察都市であることから「星取県」としてもブランディングを進めている鳥取県とタイアップが決定。鳥取県の景勝地、文化、職の魅力を新しいテクノロジーと融合させて訴求するとのこと。
手塚プロダクションは、以前からNFT関連のプロジェクトに積極的に取り組んでいます。昨年12月に『鉄腕アトム』のジェネレーティブアートNFTを販売すると、約1時間で完売。今年1月には『火の鳥』と『ブラック・ジャック』NFT原稿アートのオークションが実施され、チャリティとしてユニセフなどの組織に売上の一部が寄付されることが知らされました。
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