家具やインテリアのDIYが土曜日のお昼のバラエティなどで特集が組まれ、世間的に注目される事が多くなってきました。
中でも壁紙に関するDIYは近年特に注目を集めており、一目で内装を大きく変えられることもあって取り組む人が増えています。
壁紙は部屋の印象を大きく左右するポイントになります。
壁紙を変えるのは難しそう、大掛かりな作業が必要なのではないかと想像する方も多いのではないでしょうか。
実は壁紙を変えるのはそんなに難しい事ではないのです。
最近は手軽に100円ショップなどでもシール壁紙などを見かけるようになってきました。
ですのでより簡単に壁紙を変えることができる商品が手に入りやすくなっているのです。
自分好みの壁紙でお部屋のインテリアを楽しみませんか?
本記事では素敵なお部屋作りの参考になるよう壁紙を変えるアイテムや貼り方、そして注意点なども紹介します。
ガラッと部屋の雰囲気を変えるカギは壁紙
部屋の雰囲気は壁の色や柄で驚くほど変わります。
そしてリフォームをした時に『リフォームしたぞ!』という感動を大きく感じるのは、面積の大きいところに手を付けた時。
この実際の変わり様と達成感を楽しむために最適なのが内装材のDIYです。
- 壁紙(クロス)
- カーテンやロールスクリーン(窓材)
- クッションフロアやラグなど(床材)
上記の3つが内装材として挙げられます。
その中でも壁紙は日々の生活で中で常に目にする部分なので部屋の中が変わったなと実感することができるのです。
『初心者はアクセントクロスから始めてみる』
上記で壁紙は雰囲気を変える大きなポイントになると紹介しました。
ですが部屋全体の壁紙を張り替えるのは初めてですとキレイに貼れるか心配ですし、ハードルが高く思うのではないでしょうか。
そんな方はアクセントクロスから始めてみましょう。
アクセントクロスとはお部屋の壁紙を1面だけ違うクロスに変えることです。
1面だけでも壁紙を変えるだけで、お部屋のイメージを変える事が可能です。
壁紙を貼ることはやり始めてしまえば同じ作業を繰り返していくだけなので、アクセントクロスから始めて慣れていけば簡単に施工が出来るようになります。
次にどんな壁紙を貼るのか考えるのもわくわくしますよね。
通販でも種類豊富な壁紙を購入することが出来るので自分好みの壁紙を見つけてください。
上記で壁紙は雰囲気を変える大きなポイントになると紹介しました。
ですが部屋全体の壁紙を張り替えるのは初めてですとキレイに貼れるか心配ですし、ハードルが高く思うのではないでしょうか。
賃貸向けの壁紙の種類・貼り方
賃貸物件にお住まいの方は壁紙を変えたりすることを考える時に『部屋を傷つけてしまうのでは?』とあきらめてしまっている方も多いのではないでしょうか。
賃貸物件にも使用出来る壁紙や原状回復OKな貼って剥がせる商品もありますし、施工方法を工夫すれば賃貸でも壁紙を変えることができます。
安心して施工出来るように賃貸向けの壁紙や商品そして貼り方を紹介します。
貼って剥がせる壁紙を使う
『貼って剥がせるタイプ』は用意する道具も最低限カッターかハサミがあれば簡単に施行できるのが特徴です。
壁紙を変える場所のサイズに合わせて貼って剥がせる壁紙をカットします。
裏紙がシールのようになっているので少しづつ剥がしていき手で抑えながら気泡が入らないよう貼っていきます。
壁から剥がすときも既存の壁紙を傷めずにキレイに剥がす事が可能です。
最近ではシールタイプの壁紙も色は勿論、素材や柄なども種類が豊富で賃貸の壁紙DIYの選択肢として人気があります。
しかし糊で貼るのとは違い、貼ってからずらして調整をすることが出来ないので何度も貼り直すと剥がれやすくなるので気をつけましょう。
貼って剥がせるタイプは簡単に試すことができるので、初心者の方も失敗を恐れずに扱える点がオススメです。
剥がせる糊を使い壁紙を貼る
賃貸向けの剥がせる糊(のり)という商品がいくつかあり水に溶けやすい性質のものが多いので賃貸物件でも安心して使用できます。
ローラーやハケに糊を浸して壁に厚め塗った後に自分好みの壁紙を貼っていきます。
剥がせる糊は厚めに塗ることにより、乾くまでの間は壁紙を滑らせることが出来るので数mmのズレであれば修正できるのがポイントです。
一般的なビニール壁紙の上に剥がせる糊で貼った場合、剥がすときに多少裏紙が残ってしまうことがあります。
ですが霧吹きなどで水をたっぷり塗布してから剥がせばキレイに剥がす事が可能です。
剥がせる糊はローラーやハケなど必要になりますが今は初心者向きのセットがあり、値段も1000円前後で購入することができます。
道具を使いながら数mmのズレを修正できるので仕上がりにこだわってキレイに貼りたい方にオスメメ。
自分の住んでいる部屋が壁紙DIYが出来るか知ろう
元の壁紙の種類は部屋によって違うので壁紙DIYが出来るのかどうかをまず確認しましょう。
『貼って剥がせるタイプ』と記載されている商品でもどの素材にも適応というわけではありません。
適応しやすく剥がしやすい壁紙の種類はビニール素材の壁紙です。
一般的な住宅の白い壁紙の90%以上はビニール壁紙なので安心して使用することができます。
ですが、もし紙の壁紙や砂壁になっていた場合は壁紙DIYはあまりオススメできません。
何故なら、コーティングなしの紙の壁紙の場合は剥がせる壁紙であっても元の壁紙が傷つく可能性があり砂壁のように細かな凸凹がある場合壁紙がすぐに剥がれてしまう事もあります。
ですので部屋の壁紙の種類を確認してから施工を始めましょう。
壁紙素材の活用
壁紙は1m単位で販売されていたり「壁紙を購入する時には少し長めに購入して下さい」と書かれていることも多いです。
ですので結構大きい面積で余ってしまう事も珍しくありません。
壁紙の素材って上手く購入しても残る事があるんです。
そこでこちらの項目では、壁紙の素材を活用したインテリアのワンポイントアレンジについて紹介します。
こちらはサイドテーブルのワンポイントアレンジです。
テーブルの雰囲気を変える
今使っているテーブルの色に飽きてしまったけど新しい物を買うのはもったいない、だからといってペンキを塗るのは大掛かりな作業になると考えますよね。
そういった方に壁紙を使用して簡単テーブルリメイクに挑戦してみましょう。
テーブルに対して大理石シールや自分好みの木目調の素材をあてることで、無地のテーブルでもかわいらしく、かっこよくアレンジすることができます。
上記で壁紙を貼り方を紹介したのですがその要領でテーブルの天板にも施工していきます。
最後に気になる方は上からビニールのテーブルクロスなどで覆いましょう。
壁紙で施工したテーブルを使用する場合、筆記用具で傷ついたり飲み物や食べ物で汚してしまう可能性があるからです。
こちらは大理石の壁紙を使用したテーブルアレンジです。
ノートパソコンのディスプレイの側面に
ノートパソコンの蓋の部分は意外と汚れや細かな傷がついてしまうものです。
そして携帯ケースのように見た目を変えるられる商品も少ないですよね。
壁紙シートで自分好みに雰囲気をチェンジしてみましょう。
ノートパソコンは精密機械ですので液体の糊などが垂れてしまうと故障の原因になりかねないので使用は控えましょう。
ですのでディスプレイの側面には貼って剥がせるタイプの壁紙がオススメです。
上記の記事でも貼って剥がせるタイプは柄や色そして質感も種類豊富にそろっていますし、100円ショップなどでも購入できるので、ノートパソコンの天板の雰囲気を変えるのに自分好みの壁紙を購入しても良いのではないでしょうか。
賃貸で壁紙を変える時は注意点から【原状回復】
賃貸物件とは基本的には原状回復を行わなければなりません。
結論から説明しますと住み替えの時などの『退去費用』に密接に関係する事です。
賃貸物件の中には、オーナーや管理会社に許可を得て行ったDIYであれば退居時の原状回復義務が免除されるというものでもない限り基本的に原状回復を行わなくてはなりません。
壁紙を変えるだけでなくDIY全体に適応する事でもあるのでしっかり事前の確認をしてから、安心して楽しくDIYをしたいですよね。
そのために原状回復に関して本題にて紹介します。
『賃貸は原状回復義務がある』
賃貸の場合、入居者には 原状回復義務があります。
この原状回復とは自然消耗や経年劣化による損傷や汚れ以外の故意や過失による壁に傷や汚れを付けてしまった場合、契約時に支払った敷金から補修などにかかる費用を原状回復費用として差し引かれることです。
敷金を預けていない場合や補修費用が敷金以上の金額になるような場合は、費用を退居時に請求されることになります。
通常の賃貸物件で壁紙の張替えを行う場合は原状回復をするということを念頭に置く必要があります。
ですので賃貸の場合は既存の壁紙を剥がしてから新しい壁紙を貼る【張替え】ではなく既存の壁紙の上に新しい壁紙を貼って退居時に重ね貼りしたものを剥がすという方法をとるのが一般的です。
まとめ
本記事では賃貸でも出来る雰囲気を一新する壁紙アレンジについて紹介しました。
部屋の雰囲気は内装材の中でも常に目にする壁紙を変えるとがらっと見た目が変わることが分かり、初心者の方はアクセントクロスのように1面から壁紙DIYを始めると難しく思わずにできるでしょう。
賃貸物件ですと傷つけたり汚してしまわないか気になると思うのでオススメの壁紙の種類や糊など道具を紹介しました。
貼って剥がせる糊や壁紙が失敗した時の事を考えても安心してオススメできます。
今は身近に壁紙シールや貼るための道具が手に入るようになっているので簡単に壁紙を貼ることができるということを指しているのはないでしょうか。
そして自分が張り替えたい部屋の元の壁紙も貼って剥がせるタイプの商品が合うのか最初に確認することも重要です。
壁紙素材は他にも活用法があるので簡単に出来るワンポイントアレンジも紹介しました。
アレンジも一度覚えると紹介した以外にも様々な活用方法が思いつくかもしれません。
是非ほかの部分にも施工し楽しみながら壁紙DIYをしていってくだされば幸いです。
そして賃貸の壁紙を貼る事の注意点では原状回復とはなんなのか説明しました。
賃貸の住み替えの時などに退去費用に関わってくるとても重要な事なので、壁紙DIYを始める時に参考にしてください。
投稿者プロフィール
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ライティングの海を渉る、足立区出身のハーフの下町ガールです。
美容・DIYが趣味。
ウェブディレクター見習いもしています。
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