ZOZOのREVINAL「ZEPETO」でアバター着用可のアイテム販売

デジタルファッションブランド「REVINAL(リビナル)」が、同ブランドの新作アイテムをメタバースプラットフォーム「ZEPETO(ゼペット)」にて販売開始しました。購入したアイテムは、ZEPETOのアバターに着用させることができます。

REVINALを手掛けるのはZOZO NEXTで、同社はファッションEC「ZOZOTOWN」をはじめ、ファッションコーディネートアプリ「WEAR」の運営、「ZOZOSUIT」「ZOZOMAT」「ZOZOGLASS」など計測テクノロジーの開発・活用を行うZOZOグループの会社です。「Create the Future of Fashion and the NEXT Big Thing.」をミッションに掲げ、新規事業の開発を行っています。

ZOZO NEXTは3DやAI技術を利用することで、顧客一人ひとりに最適なモデル、着こなしを提供するパーソナライゼーションの構築、バーチャル上での試着などを可能にするバーチャルファッションプロジェクト「Project Drip」を展開しており、このプロジェクトで制作したアイテムに多くの購入希望が寄せられたことから、今年8月にデジタルファッションブランドREVINALを立ち上げました。

今回ZOZO NEXTが発表したのは、ZEPETOのアバターが着用できるREVINAL新作アイテムで、ZEPETTOマーケットプレイスにて購入できます。

ZEPETOは、スマートフォンで簡単に3Dアバターをつくって遊べるアプリです。Z世代を中心に世界で3億ユーザーが参加するメタバースで、自分好みのアバターの姿でバーチャル空間に参加し、世界中のユーザーとコミュニケーションを楽しむことができます。

またアクセサリーやメイク、ネイルなど、400万以上ものバリエーション豊富なアイテムで自由にカスタマイズできるほか、写真や動画を撮影してSNSに投稿することも可能です。

ZOZO NEXTによると、「デジタル空間では、ユーザー本人の代理となるキャラクターやアイコンであるアバターにデジタルファッションを着用させることが楽しみのひとつになっている」ことから、Z世代に人気のあるZEPETOにてREVINALの新作アイテムを販売することになったそうです。

今回販売されるREVINALのアイテムは計10種類で、ZEPETO内で目を引くポップなカラーリングと、体型に左右されないジェンダーレスで着用可能なシルエットを取り入れたデザインが特徴です。制作はZOZOのグループ会社でメタバース事業をサポートするVが行い、価格は各アイテム7Zem(ZEPETO内の通貨、約70円)となっています。

ZOZO NEXTは今回の取り組みについて、「ZEPETOでの販売を通じて、Z世代やアルファ世代のデジタルファッションアイテムのニーズや、コミュニケーション手段のひとつとしての可能性を探り、より多くの人がファッションを楽しめる世界の創造を目指します」とコメントしています。

あわせて読みたい
生成AIデザイン「プロンプトTシャツ」リアルとメタバースで同時販売 生成AI技術を活用したファッション事業を展開するOpenFashion社が、同社が手がけるファッションブランド「accelerando.Ai(アッチェレランドドットエーアイ)」より、生...

投稿者プロフィール

大島 予章
大島 予章
ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次