Minto、コアミックス、The Sandboxの3社が協業し、ブロックチェーンゲームThe Sandboxのメタバース上に漫画『北斗の拳』の世界観を反映させた「世紀末LAND」のプロデュースをおこなうと発表しました。
Mintoは、アニメ・マンガを活用したSNSマーケティング事業を展開する株式会社wwwaapと、NFT・メタバース領域でのIPプロデュースをおこなう株式会社クオンが経営統合し、2022年に設立されたWeb3企業です。
またThe Sandboxは、全世界で4,000万ダウンロードを突破する人気ブロックチェーンゲームです。ユーザーはメタバースと呼ばれる仮想空間上にLAND(ゲーム内の土地)を購入・レンタルすることで、オリジナルのアバターやアイテムを作成し、プレイすることができます。
これまでさまざまなIPとのコラボでも話題となっていて、ゾンビ作品として人気をほこる海外ドラマ『The Walking Dead(ウォーキング・デッド)』や、ドラクエやファイナルファンタジーなどの人気コンテンツを持つ国内ゲーム大手のスクエア・エニックスと提携するなど、人気コンテンツの世界観やキャラクターをメタバース上に構築し、ユーザーを拡大しています。
『北斗の拳』は、北斗神拳の伝承者ケンシロウを主人公とするハードボイルドアクション漫画です。1983年に「週刊少年ジャンプ」で連載が開始され、1984年にはアニメ化。現在は原作者の武論尊氏、作画の原哲夫氏、出版社のコアミックスが著作権管理をおこなっています。
同作品は映画『マッドマックス2』の設定に影響を与えたとされるほか、国内外の著名人がファンを公言しており、日本を代表するグローバルコンテンツです。
今回3社がプロデュースをおこなう世紀末LANDは、The Sandboxのメタバース上に漫画『北斗の拳』の世界観を反映させた空間で、ユーザーはボクセルアート化されたケンシロウを操作してアトラクションやイベントを体験できます。今後は世紀末LANDで使用可能なNFTの制作・販売に加えて、限定NFTのプレゼントキャンペーンを予定しているとのこと。
今回の取り組みについて『北斗の拳』の作画を担当する原哲夫氏は、「漫画 『北斗の拳』の世界が時代を経て、新たにゲーミングメタバースという領域で生命を吹き込まれることを期待してます。ドットになってちょっと不思議な気持ちもありますが、ケンシロウ達北斗キャラが誕生して暴れ奔放に活躍してくれることを心から楽しみにしています」と述べています。
The SandboxのCOO(最高執行責任者)兼共同創業者であるSebastien Borget氏は、「私の母国フランスでは北斗の拳は大変人気です。グローバルで愛されるコンテンツをThe Sandboxに迎え入れることができ、嬉しく思います。北斗の拳の唯一無二の世界観を我々のメタバースで表現し、ファンだけでなく、より多くのユーザーに楽しんでもらえるようになることに期待しています」とコメントしています。
投稿者プロフィール
- ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
最新の投稿
- ライフ2024年2月7日東急文化村「Bunkamuraメタバース」を発表
- ビジネス・リクルート2024年2月7日RED TOKYO TOWER STUDIO、新プロジェクト「NINJA RUN」発表
- マネー2024年2月7日博報堂とJAL「KOKYO NFT」実証実験第2弾を発表
- マネー2024年2月7日ワールド・コラボ・ジャパン「寺社支援型NFT PASS」を発売