ブロックチェーンゲームのThe Sandboxは、国内ゲーム大手のスクウェア・エニックス(以下、スクエニ)と提携してRPGゲーム「Dungeon Siege」をThe Sandboxにて展開すると発表しました。
The Sandboxによると、スクエニがThe Sandbox内に「Dungeon Siege」専用のLANDを購入。LAND内でインタラクティブなRPG体験を展開するとのこと。また「Dungeon Siege」のボクセルキャラクターやアイテムを、The Sandboxの無料制作ツールVoxEditとGame Makerを使って、プレイヤーやクリエイターが独自の体験に取り入れることができるようになるとのことです。
「Dungeon Siege」は2002年にGas Powered Gamesが発表したRPGゲーム。中世のある王国を舞台とし、若き農夫とその仲間たちが侵略軍を倒すために旅をするこのシリーズです。その後スクエニが買収し、2011年には最新作となる「Dungeon Siege III」を発表。シリーズ累計で170万本以上のセールスを記録しています。
スクエニとThe Sandboxとの関係としては、The Sandboxの開発を手掛けるAnimoca Brandsが、スクエニやBcryptoらから約200万ドル(約2.2億円)の出資を受けた経緯があります。ただし、スクエニがThe Sandbox内にメタバース参入するのは今回が初の事例となります。
スクウェア・エニックス ビジネス・ディベロップメント・ディレクターの上原氏は「Dungeon Siegeは常に冒険心を掻き立てる作品であり、The Sandboxのメタバースに参入し、プレイヤーが自分だけの冒険を作り出せるようになることは、フランチャイズの新しい章を開くものです。Dungeon SiegeがRPGファンのインスピレーションによってThe Sandboxに命を吹き込まれることを楽しみにしています」とコメントしています。
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