実物ポケカをNFT化して取引「ヴィンテージカードジャパンNFTマーケット」

トレーディングカードの販売を行うYAMAKOMA ASSET BANKが、ポケモンカードや遊戯王オフィシャルカードゲームなど、実物のトレーディングカードと引き換え可能なNFTを取り扱う「ヴィンテージカードジャパンNFTマーケット」を、マーケットプレイス「PhygitalX」にて立ち上げたことを発表しました。

YAMAKOMA ASSET BANKは、主にポケモンカードや遊戯王オフィシャルカードゲームを扱うECサイトおよび実店舗を運営する企業です。全世界のヴィンテージカードコレクターが安心・安全に買い物を楽しめる場所を提供するべく、2022年に「ヴィンテージカードジャパン」を発足し、鑑定済みトレーディングカードの販売を行っています。

今回YAMAKOMA ASSET BANKはフィジタルNFTであるトレーディングカードNFTの販売を行うヴィンテージカードジャパンNFTマーケットを、PhygitalX内に立ち上げました。

PhygitalXは、Bacoor.dAppsが提供するフィジタルNFTの作成および販売を行うマーケットプレイスです。フィジタルとは、フィジカル(Physical)とデジタル(Digital)をかけ合わせた造語で、リアル世界とデジタル世界を融合させる概念のこと。フィジタルNFTは実際の商品に交換できるNFTです。

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ヴィンテージカードジャパンNFTマーケットで取り扱うトレーディングカードは、ポケモンカードと遊戯王オフィシャルカードゲーム。どちらも発売から20年近く経過し、当時の状態を保っていることに価値が生まれているカードを、鑑定機関を通じて状態の客観的評価を得ることで、安心・納得して購入してもらうことを目的にしているとのことです。

画像:yamakoma-sub2.jpg

ヴィンテージカードジャパンNFTマーケットでは、販売する全てのトレーディングカードNFTに実物のトレーディングカードの引換権が付属します。時間の経過とともに価値が上がるトレーディングカードが多数あるため、実物の発送リクエストは購入時期に関わらず、希望するタイミングで行うことが可能です。

トレーディングカードNFTを二次流通市場で売買することもできますが、実物の発送リクエストは1回のみとなっています。

また、実物のトレーディングカードにはNFT鑑定証明が付属し、ユーザー登録や商品詳細の確認ができます。ユーザー登録はNFT保有者のみ行うことが可能で、第三者が閲覧することはできないため、取引の安全性が保たれるとしています。

ポケモンカードと遊戯王オフィシャルカードゲームはどちらも世界的に人気のあるトレーディングカードで、希少性の高いものは数百万円から数千万円で取引されることから、2022年末から偽造カードが出回り、主にインターネット上の売買で詐欺やカードのすり替えなどの被害が増加しています。

鑑定機関を通じて取引を行うヴィンテージカードジャパンNFTマーケットは、こうした問題を解消するひとつの手段になるかもしれません。

ヴィンテージカードジャパンNFTマーケット ポケモンカードページ
https://phygitalx.io/stores/pokemon

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投稿者プロフィール

大島 予章
大島 予章
ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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