Tポイントの物価指数TPI、5ヶ月ぶり上昇もコンビニは下落

カルチュア・コンビニエンス・クラブが展開するTポイントのデータを活用した物価指数「T-POINT Price Index(Tポイント物価指数)」(以下「TPI」)の2021年6月度の結果が明らかとなった。前月に比べ0.96ポイント上昇で、5カ月ぶりの上昇および3カ月ぶりにプラスとなった。

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5カ月ぶりの上昇および3カ月ぶりのプラス

TPIは日本全国のTポイント提携先を通じて日々蓄積される購買価格データをもとに集計した指数で、マーケティング・ソリューション事業を手掛けるCCCマーケティングと、カルチュア・コンビニエンス・クラブが、東京大学大学院 経済学研究科の渡辺努研究室との共同プロジェクトとして取り組み発表しているもの。日本全国で7,073万人(※)が利用し、日本全体の消費額の約2%にあたる関与売上8兆円超のTカードの購買データから得られる購買金額を、集約・集計・分析し導き出された物価指数です。

2021年6月度のTPIは、前月比0.96ポイント上昇の前年同月比0.89%と、5カ月ぶりの上昇および3カ月ぶりのプラスとなりました。業態別ではスーパーマーケットが対先月比で1.72ポイント上昇で、TPI集計以来の最低値から上昇する結果に。ドラッグストアも前月と比べて1.23ポイントの上昇。一方で、コンビニエンスストアは0.12ポイント下落となっています。

TPI 2021年6月
TPI 2021年6月

性別・年代別にみると、男性は40~59歳の1.96%増をはじめ全年齢で上昇となりました。一方、女性も60〜79歳では0.05%減となりましたが他の年代では上昇となり、前月まで続いていた下落傾向から転じる結果となりました。全体でも下落となったコンビニエンスストアは、20~39歳・男性を除く男女・全年代で下落する結果となっています。

コロナ禍によって下落が続いていましたが、一部地域で発出されていた緊急事態宣言が解除・緩和されるなど、明るい材料への期待感が消費行動につながった可能性があると考えられます。五輪開催でさらなる消費行動への期待もありましたが、緊急事態宣言ならびにまん延防止等重点措置が延長されたことは、消費行動へ大きく影響するかもしれません。

※…2021年5月末現在の名寄せ後の利用会員数

参照:CCCマーケティング

投稿者プロフィール

大島 予章
大島 予章
ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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