PayPay「ポイント運用」運用者1,200万人を突破

PPSCインベストメントサービス社とPayPay社は、両社が提供するサービス「ポイント運用」の運用者が、1,200万人を突破したと発表しました。

PPSCインベストメントサービスは、PayPay証券の100%子会社で、ポイント運用サービス事業を展開する企業です。また、PayPay社はキャッシュレス決済の普及を目指して、ソフトバンクとヤフーの両社によって2018年6月に設立された企業です。

同社が提供するPayPayは、スマホに表示されたQRコードを介して支払いが可能なキャッシュレス決済サービス。コンビニやドラックストア、飲食店などさまざまなお店での支払いに利用可能で、支払金額に応じて「PayPayポイント」が付与されます。

今回、PPSCインベストメントサービス社とPayPay社は、PayPayのミニアプリで疑似運用ができるポイント運用の利用者が、9月に1,200万人を突破したことを発表しました。

ポイント運用は、買い物などで獲得したPayPayポイントをPPSCインベストメントサービスが提供する独自のポイントに交換し、疑似運用体験ができるサービスです。

口座開設などの手続きが不要で、PayPayアプリから規約に同意するだけで始めることができます。ポイント運用で増えたPayPayポイントは、引き出してPayPayでの決済や、PayPay証券がPayPayアプリ上で提供する「PayPay資産運用」での有価証券の購入にも利用可能。

また、アメリカを代表する複数企業に分散して運用する長期運用向けの「スタンダードコース」、アメリカを代表する複数企業の株価に連動して3倍上下する短期運用向けの「チャレンジコース」など、初心者でも5つのコースから選ぶだけで運用ができる点も特徴です。

両社によると、8月末時点でのポイント運用者のポイント数の平均増加率は+18.2%で、チャレンジコースが残高ベースで過半数を占めているそうです。直近では、生成AI関連の銘柄へ注目が集まっていることから、GAFAM(※)などのテック系企業に連動して値動きする「テクノロジーコース」へのポイント追加の割合も、増加傾向にあるとのこと。

※…アメリカの大手テクノロジー企業5社(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)の頭文字を取った呼び名のこと。

さらに、2024年から新しいNISA制度を迎えるにあたり、ポイント運用で疑似運用体験を始める人が増加している傾向もあるとしています。

PPSCインベストメントサービス社とPayPay社は今回の発表について、「サービス提供開始から約3年となる2023年4月に1,000万人を突破し、その後もさらに多くの方に疑似運用体験をご利用いただいています。このたびの1,200万運用者突破は、ポイント運用サービスを提供する主要なポイント運用サービス取扱業者での業界最大規模をさらに更新しました」とコメントしています。

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大島 予章
大島 予章
ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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