LINE BITMAX、PayPayでの暗号資産の購入・出金が可能に

LINEの暗号資産(仮想通貨)取引サービス「LINE BITMAX」が、PayPayでの暗号資産の購入や出金が可能となる「PayPay連携サービス」の提供を開始しました。

LINE BITMAXは、2019年よりサービスを開始しているLINEアカウントを持っていると利用できる暗号資産取引サービスで、LINEから始められる手軽さや全暗号資産が1円から取引可能。初心者にも敷居が低いとして利用者を伸ばしています。LINE BITMAXではこれまで暗号資産(仮想通貨)の購入時の決済手段として、銀行口座入金のほかLINE Payでの入出金も可能でした。

今回の「PayPay連携サービス」の提供開始により、LINE BITMAXとキャッシュレス決済サービスのPayPayのアカウントを連携させることで、PayPayマネーから暗号資産の購入「PayPayクイック購入」や、「LINE BITMAX」の預り金残高をPayPayマネーに出金することができるようになります。

ユーザーは、「PayPayクイック購入」もしくは「PayPayへの出金」からアカウント連携に進むことができ、PayPayマネーの残高があれば別途入金手続きを行わずに、「LINE BITMAX」で1円から24時間365日取引可能だとのこと。連携ができるのは、LINE BITMAXとPayPayの両方で本人確認完了済みである必要があります。

なお、PayPayマネーと連携し、暗号資産の購入や出金ができるサービスは、暗号資産業界で初となるそうです。

対応している買付注文は、販売所サービスの現物の「いますぐ注文」による買付のみで、サービス利用による買付時手数料ならびに出金時手数料は無料。 買付および出金の上限は、24時間以内は50万円まで、30日以内は200万円までとなっています。またPayPayマネーの残高限度額を超える場合は出金できないとのこと。アカウント連携は、ユーザーの任意で解除可能となっています。

なお、LINE BITMAXへの登録は無料ですが、日本円の入出金、暗号資産の出庫には、所定の手数料が発生します。また、販売所サービスにおいては暗号資産の売買には手数料は発生せず、スプレッド(買値と売値の差)が発生するとのこと。

LINE BITMAXでの取り扱い暗号資産(仮想通貨)は、販売所サービスでは、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、フィンシア(FNSA、LINEブロックチェーンのネイティブトークンで旧名称リンク/LN)、ステラルーメン(XLM)の計7種類です。なお、取引所サービスとしてはフィンシア(FNSA)を取り扱っていますが、今回のサービスでは取引所は対象外となっています。

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大島 予章
大島 予章
ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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