企業向け独自メタバース構築サービス「Own World」提供開始

メタバーススタジオのJP UNIVERSEは、RPGおよびメタバース制作向けミドルウェア「PEGASUS WORLD KIT」を使用し、企業が独自の仮想空間サービスを構築できる「Own World」の提供を開始したと発表しました。

JP UNIVERSEは、『ファイナルファンタジーXV』のディレクターを務めたゲームクリエイター、田畑端氏によって設立されたメタバーススタジオです。同スタジオは、ゲーム制作で培った豊富な技術とノウハウを生かし、自社開発のミドルウェア「PEGASUS WORLD KIT」を通じて、企業向けのゲーミフィケーションソリューションを提供しています。

PEGASUS WORLD KITは、JP UNIVERSEグループによって開発された、RPGおよびメタバース制作に特化したミドルウェア。このミドルウェアは、ゲーム開発大手「Epic Games」のゲームエンジン「Unreal Engine」を採用しており、数百万人規模の同時接続に耐えられる仮想空間の構築を可能にしています。

さらに、iOS、Android、PC、ゲームコンソール、VR(仮想空間)デバイスなど複数のプラットフォームに対応し、アバターシステム、ゲーム機能、コミュニケーションツール、ショッピングと決済機能、広告システム、NFTなどの機能を備え、ユーザーのニーズに応じてカスタマイズすることができます。

今回発表されたOwn Worldは、企業が独自の仮想空間を構築できるSaaS/PaaSサービスです。PEGASUS WORLD KITを使用し、さまざまな機能モジュールを組み合わせて、自由度の高い仮想空間を作成が可能。ゲームエンジン「Unreal Engine 5」を採用しており、高いリアリティと没入感のある表現ができます。

さらに、写真から簡単に3D仮想空間を生成できる最先端技術「RIV TECHNOLOGY」も採用しています。高度な負荷分散技術により、数十万人が同時に接続する規模のアクセスにも対応可能。

仮想空間で使用されるアバターは、ピクシブの3Dアバタープロジェクト「VRoidプロジェクト」やVRアプリケーション用の3Dモデルデータフォーマット「VRMファイル」にも対応しています。

JP UNIVERSEによると、今後は開発中の身分証明書システム「Multi Magic Passport」を導入する予定で、これによりユーザーは複数のメタバース空間を自由に行き来できるようになるとのこと。このシステムと連動し、ユーザーは同一のIDを使用して、他社がOwn World上で提供するサービスにもアクセスできるようになります。

さらに、ジャパン・メタバース経済圏の推進を目指し、オンラインRPGの要素を取り入れた企業向けオープンメタバース「リュウグウコク」への接続も計画しているそうです。

PEGASUS WORLD KIT
https://www.pw-kit.com/

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投稿者プロフィール

大島 予章
大島 予章
ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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