メタバースの企画・ディレクションを手がけるVma plus(ブイマプラス)は、同社が運営するブラウザ型メタバースプラットフォーム「Vma plus Station」の特設会場で、12月12日から19日にかけて「メタ・ワールドフェス2023冬」を開催することを発表しました。
Vma plusは、メタバースおよびWeb3コンテンツの企画とディレクションに特化した企業です。同社が運営するVma plus Stationは、Webブラウザを通じてアクセスできる3Dイベント型のECモールで、ユーザーはこのモールで展示される商品をリアルタイムで購入することができます。また、アバターを利用した店員によるテキストチャットや音声通話を通じた接客サービスも提供されています。
日本列島の形状に基づくメタバースプロジェクト「Meta ZIPANG」も展開しており、このプロジェクトでは、実際の地域をモデルにした仮想テーマパークを創出し、地域の工芸品、産業、観光情報を展示しています。
今回発表されたメタ・ワールドフェス2023冬は、日本の食、自然、歴史などさまざまな文化をメタバースを通じて世界に発信する目的で、12月12日から19日まで仮想空間「Vma plus Station Meta ZIPANG」で開催されます。
このイベントでは、各地域の文化や産業を紹介するEC機能付きの3Dブースが設置され、参加者はアバターを使用してコミュニケーションを取り、仮想空間でのショッピングを楽しむことができます。3Dブースの企画と運用をサポートするのは、最新のAIおよびデータ分析技術を活用するサービスを提供するトランスコスモスです。
トランスコスモスによると、メタ・ワールドフェス2023冬では、3Dブースの出展とライバーによる商品紹介の配信を組み合わせた新しいショッピング体験を提供するとのこと。
ライバーとは、インターネット上で活動するライブストリーマーで、動画配信プラットフォームやソーシャルメディアを通じて、リアルタイムで視聴者と交流しながらさまざまなコンテンツを提供する人のことを指します。
今回のイベントでは、ライバーがアバターを使用してブースを訪れ、販売を支援するほか、商品紹介映像をSNSなどで配信する予定です。これにより、新しい顧客層へのリーチがこのショッピング形式の主な利点とされています。
Vma plusは、メタ・ワールドフェス2023冬の開催について、「地球上のどこからでも、メタバースを通じてECとリアルな文化・観光を結びつけ、Vma plus Stationを起点として地方の魅力を世界に発信することをミッションとして、世界と地方の橋渡し、異文化コミュニケーションの促進、持続可能な地域支援、革新的な販路の提供、共創のコミュニティ構築という5つの軸を基にリアルとデジタルのこれまでにない可能性を創出するコンテンツを実施します」とコメントしています。
メタ・ワールドフェス2023冬公式サイト
https://vma-plus-station.virtual-space-market.com/user/event/vmp202310005/detail
投稿者プロフィール
- ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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