MetaTokyo、フォートナイトに「MetaTokyo Island」

Web3企業のMetaTokyo社が、人気オンラインゲーム「フォートナイト」に同社のメタバースプロジェクト「MetaTokyo」をモチーフにしたマップ「MetaTokyo Island」を展開。併せて、「マルチバース・エンタテインメント・スタジオ事業」を開始したことを発表しました。

MetaTokyo社は、デジタル上の文化都市の創出とエリア開発、NFTを活用した日本からグローバルへの文化輸出、東京発のグローバル・クリエイター・エコノミーをWeb3で実現することを目的に設立された企業です。

同社が手掛けるMetaTokyoはNFTを活用したメタバース上にグローバル文化都市Tokyoを創り出し、国内外のクリエイター、パートナー企業と事業展開を行うプロジェクトとなっています。

これまでに原宿ファッションを世界に広めたストリートスナップ雑誌「FRUiTS」、「Metaani x Kyary Pamyu Pamyu」とコラボレーションし、ポップアップミュージアムやアバター向けファッションの展開、NFTアートの販売を実施。

また、オープンメタバース「Decentraland(ディセントラランド)」で開催されたデジタルファッションウィーク「Metaverse Fashion Week」に公式プログラムとして参加するなど、デジタル・ファッション領域にも進出しています。

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今回MetaTokyo社が発表したMetaTokyo Islandは、オンラインゲームのフォートナイトでプレイできるマップです。MetaTokyoをモチーフに、同社のチーフメタバースオフィサーを務め、国内外のメタバースサービスを手がけるMISOSHITA氏が制作を担当したとのこと。

フォートナイトは、アメリカのゲーム会社Epic Gamesが2017年にリリースしたオンラインゲーム。PCや家庭用ゲーム機、Android端末などさまざまなプラットフォームで遊ぶことができ、月間アクティブユーザー数は7,000万人以上、総ユーザー数は5億人を突破しています。

同ゲームには、基本プレイ無料の「バトルロイヤルモード」に加え、プレイヤーが独自の世界・ルールを制作できる「クリエイティブモード」があり、MetaTokyo Islandはクリエイティブモードでプレイできるマップです。

最大30人まで同時プレイ可能。キューブ状のターゲットを撃ち、最もスコアの高いプレイヤーが勝利するルールとなっています。

MetaTokyo社はMetaTokyo Islandの制作と併せて、エンタテインメント制作を企業向けに提供する「マルチバース・エンタテインメント・スタジオ事業」の開始も発表しています。

具体的には、同社がこれまでに事業として取り組んできたWeb2メタバース体験のフォートナイト、Web3メタバース体験のDecentraland、NFT、デジタルファッション、リアルイベントを組み合わせて、バーチャル・リアルコンサートの開催、新規事業の立ち上げからマーケティングまで、幅広い領域のプロデュースを行うとしています。

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投稿者プロフィール

大島 予章
大島 予章
ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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