LINE NFT「ホルダー限定コンテンツ」提供開始

NFTマーケットプレイス「LINE NFT」が、NFTを保有しているユーザーのみ音楽や動画などのデジタルコンテンツを視聴できる「ホルダー限定コンテンツ」の提供を開始しました。

LINE NFTは、LINEによるNFTの購入および取引が可能なNFTマーケットプレイスです。4月のサービス開始以来、キャラクターやアニメ、スポーツ、アーティストなど幅広いジャンルのNFTを約7万点販売しています。購入したNFTは、「LINE BITMAX Wallet」に保管でき、LINEに登録した友だちと交換することも可能な点が特徴です。

保有しているNFTをLINEのプロフィールアイコンおよびLINE NFT上のマイページへ設定できる機能「プロフィールNFT」では、LINEスタンプで人気のキャラクター「うさぎゅーん!」や「ミミくるガールズ」をラインナップ。LINEの既存コンテンツを活用し、NFTを保有する先の楽しみを提供するサービスに力を入れています。

今回発表されたホルダー限定コンテンツは、NFTを保有しているユーザーのみ音楽や動画などのデジタルコンテンツを視聴できるもの。ユーザーはLINE NFT上でデジタルコンテンツのプレビューを閲覧し、NFT保有後にコンテンツ本編が試聴可能になります。

ホルダー限定コンテンツに対応したNFTは一部を除きユーザー同士の二次流通が可能で、二次流通で発生した収益は企業やコンテンツホルダーに還元されるとのこと。

MIOYAMAZAKI

ホルダー限定コンテンツの第1弾では、MIOYAMAZAKIの動画付きNFTを販売。MIOYAMAZAKIは2013年に結成された4人組ロックバンドで、恋愛の陰を描いた歌詞と圧倒的なライブパフォーマンスにより「ミオラー」と呼ばれるファンを獲得。国内のみならず海外のイベントにも多数出演しているものの、2022年12月24日のライブを最後に活動休止することが発表され、全国12か所を回る活動休止ツアーがおこなわれています。

ホルダー限定コンテンツは9月4日に開催された活動休止ツアー初日のライブを映像化したもの。動画付きNFTとして全18種類を各500円で販売。LINE NFT上のプレビューではライブのダイジェスト映像のみが公開され、NFT保有後に映像全編が試聴できるようになります。

LINE NFTはホルダー限定コンテンツの提供にあたり、「NFTはマーケットプレイス上で誰でも作品を閲覧することが可能なため、“自分だけが保有している”という感覚を得ることが難しいという課題がありました」としたうえで、「ホルダー限定コンテンツは、NFTを保有することでデジタルコンテンツの視聴権利も得られるため、ユーザーは従来と比べより一層NFTを保有している特別感を得ることができます」とコメントしています。

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投稿者プロフィール

大島 予章
大島 予章
ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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