イギリスのロンドンに本社を構えるメガバンク「HSBC」が、NFTゲーム「ザ・サンドボックス(The Sandbox)」とのパートナーシップ締結を発表しました。
ザ・サンドボックスは、全世界で4,000万ダウンロードを突破する人気ブロックチェーンゲーム。ユーザーはメタバースと呼ばれる仮想空間を舞台に、ゲーム内アイテムをNFTとして制作・売買することで、独自の経済圏を提供するゲームメイキングプラットフォームです。
最大の特徴は、LANDと呼ばれるメタバース内の土地を売買できること。2021年12月、アメリカのラッパー、スヌープ・ドッグ氏(Snoop Dogg)が所有する区画に隣接する3つの土地が競売にかけられ、そのうちの1つが5,000万円で落札されると大きな注目を集めました。
今回発表されたパートナーシップ締結により、HSBCは今後ザ・サンドボックスのLANDを取得し、スポーツやゲーム分野での活用を目指して開発を行うそう。
ザ・サンドボックスは公式Twitterでゲーム内に「スポーツゾーン(Sports Zone)の展開を発表。現時点で詳細は不明ですが、HSBCが参入するスポーツやゲーム分野に関連する区画になると告知されています。
HSBCのアジア太平洋地域CMOスレーシュ・バラジ氏(Suresh Balaji)は、「メタバースは、仮想現実などの没入型技術を使って人々が次世代のインターネットであるWeb3.0を体験する方法だ」と語り、「ザ・サンドボックスとのパートナーシップにより、私たちはメタバースに進出し、新規および既存のお客様のために革新的なブランド体験を創造することを可能にします」とも述べました。
ザ・サンドボックスの共同設立者セバスチャン・ボルゲ氏(Sebastien Borget)は、「HSBCのような信頼できる大企業がザ・サンドボックスのオープンメタバースに参加し、エンターテイメント、ゲーム、ユーザー生成コンテンツを通じてユーザーとつながり、Web3.0の文化を取り入れることを嬉しく思う」とコメントしています。
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- ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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