ディズニーは、ディズニーのキャラクターをデジタルピン形式のNFTとして収集・交換できるプラットフォーム「Disney Pinnacle(ディズニー・ピナクル)」を発表しました。開発を手掛けるのはブロックチェーン技術を活用したデジタルコンテンツ開発を手がけるDapper Labsです。
今回発表されたDisney Pinnacleは、ディズニー創立100周年を記念するプロジェクトであり、ディズニー、ピクサー、スター・ウォーズのキャラクターをデジタルピン形式のNFTとして収集および交換が可能なプラットフォームです。
このデジタルピンは、世界中のディズニーリゾートで販売されているピンバッジをモチーフにしています。
なお、アイアンマンやキャプテン・アメリカなどのキャラクターで知られるマーベルもディズニーの子会社ですが、現時点でDisney Pinnacleのラインナップには含まれていません。
Disney Pinnacleの開発を手がけるのは、ブロックチェーン技術を活用したデジタルコンテンツ開発を行うDapper Labsです。同社はデジタル資産やゲーム、アプリのための基盤を提供するブロックチェーン「Flow」を開発し、米国プロバスケットボールリーグ(NBA)をテーマにしたブロックチェーンゲーム「NBA Top Shot」を立ち上げたことで知られています。
現在、Disney Pinnacleの公式サイトでウェイトリストが公開されており、希望者はメールアドレスを入力して登録することができます。Dapper Labsによると、このプラットフォームは今年の後半にiOS向けアプリとしてリリースされる予定で、将来的にはAndroid向けアプリおよびWeb版も展開される計画があるとのこと。
Dapper Labsの共同創業者兼CEOであるRoham Gharegozlou氏は、今回の取り組みについて、「Disney Pinnacleは、過去数年間の経験を生かし、ゼロから設計された全く新しい製品です。ファンはどこにいても、スマートフォンでピンを集め、世界中の他のファンと即座に安全に交換できます」とコメントしています。
ディズニーは、NFTプラットフォーム「VeVe」にて、1928年に初公開されたミッキーマウスの短編映画シリーズ『蒸気船ウィリー(Steamboat Willie)』のNFTコレクションを販売しています。さらに、別のNFTプラットフォーム「Cryptoys」では、ディズニー作品に登場する「ミッキー&フレンズ」のキャラクターをモチーフにしたデジタルトイNFTの販売も行っており、これまでにさまざまなNFT関連の取り組みを進めています。
今回発表されたDisney Pinnacleで展開されるデジタルピンは、世界中のディズニーリゾートで販売されているピンバッジをモチーフにしているため、ディズニーファンにとっては馴染み深いものであり、大きな注目を集めています。
Disney Pinnacle
https://disneypinnacle.com/
投稿者プロフィール
- ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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