NFTプラットフォーム「Cryptoys」が、ディズニー作品に登場するキャラクター「ミッキー&フレンズ」のデジタルトイNFTを今年9月に販売すると発表しました。
Cryptoysは、アメリカのWeb3企業「OnChain Studios」が運営する、デジタルトイNFTの企画と販売に特化したプラットフォームです。
同プラットフォームが販売するデジタルトイNFTは、開封するまでどのキャラクターが入っているかわからないサプライズパックになっており、レア度の異なるスキンが用意されていることが特徴です。
Cryptoysは2022年6月、ベンチャーキャピタルやブロックチェーン開発企業などから2,300万ドル(当時のレートで約32億円)を資金調達すると、同年11月にはバービードールなどを手掛ける玩具メーカー大手のマテルと提携を発表。
マテルのフィギュアから派生したアニメ作品『マスターズ・オブ・ユニバース』をモチーフにしたデジタルトイNFTを販売しました。
さらに、今年5月4日の「スター・ウォーズの日」にちなみ、ウォルト・ディズニーと提携し、映画『スター・ウォーズ』からルーク・スカイウォーカー、レイア姫、ダース・ベイダーのデジタルトイNFTを販売しています。
同NFTは、レア度を『スター・ウォーズ』に登場する「シスの聖杯」になぞらえ、Common(一般)、Rare(レア)、Legendary(伝説)、Grail(聖杯)、Ultra Grail(超聖杯)に分類するだけでなく、人気キャラクターであるヨーダの追加を発表したことで、大きな注目を集めました。
今回Cryptoysが発表したのは、ディズニー作品に登場するキャラクターであるミッキー&フレンズのデジタルトイNFTです。ミッキーマウス、ミニーマウス、プルートの3体がラインナップされ、今年9月に販売予定となっています。
各キャラクターには、レア度の異なる15種類のスキンが用意されているだけでなく、ミッキーマウスは釣り竿、ミニーマウスはじょうろ、プルートには骨といったアクセサリーが付属します。
さらに、一定数のデジタルトイNFTを保有しているユーザーは、11月30日までに特別なキャラクター「魔法使いの弟子版ミッキー」を手に入れるチャンスがあるそうです。
デジタルトイNFTの価格は、1点39.99ドル(記事執筆時のレートで約5,800円)で、支払いはクレジットカードやデビットカードのほか、Apple PayとGoogle Payの利用も可能です。
OnChain StudiosのCEOであるウィル・ワインローブ氏はデジタルトイNFTの販売について、「ミッキー&フレンズは世界中で非常に人気があり、我々のプラットフォームを介して新しい体験を提供できることを楽しみにしている」とコメント。
スター・ウォーズにつづき、ミッキー&フレンズのデジタルトイNFTが注目を集めれば、ウォルト・ディズニーがライセンスを保有するマーベル作品のキャラクターが展開される可能性もあるかもしれません。
Cryptoys
https://cryptoys.com/

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- ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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