City Pop TOKYOがIZUMOと提携

アソビシステム、Kingdom Labs、UPBONDの3社によるNFTプロジェクト「City Pop TOKYO」と、AR(拡張現実)を活用したメタバース「IZUMO」が業務提携を開始したことを発表しました。

City Pop TOKYOは、きゃりーぱみゅぱみゅや新しい学校のリーダーズなどが所属するアソビシステムと、香港発のNFTコレクション「Monkey Kingdom」を運営するKingdom Labs、暗号資産(仮想通貨)ウォレットを開発するUPBONDの3社が共同運営するNFTプロジェクトです。

City Pop TOKYOは、海外やZ世代の間で人気を誇る日本発の音楽ジャンル「City Pop」をモチーフに、「GAL」「SHOWA」「REIWA」など、各時代を代表するファッションやメイクをまとったオリジナルキャラクター1,984体からなるNFTです。NFT保有者と非保有者いずれも参加可能な、X(旧Twitter)投稿によるキャラクター育成が特徴となっていて、Xで投稿した際に得られる育成ポイントによってキャラクターはレベルが上がり、NFTのプロパティに反映される仕組みです。

またIZUMOは、GIFT Community Limitedが提供するARを活用したメタバースで、ユーザーはスマートフォンに保存されている画像や、暗号資産ウォレット内のNFTを現実の世界にARアートとして設置することができます。設置されたARアートは双方向性を有しており、他のユーザーから閲覧可能なだけでなく、NFTを通じて売買することも可能です。

今回発表されたCity Pop TOKYOとIZUMOの業務提携は、City Pop TOKYOのユーザーにARを活用したプロジェクトの世界観や、キャラクターアートの体験提供を目的としたもの。

業務提携にあたり、City Pop TOKYOのキャラクターデザインを手がけるイラストレーター佐藤なつみ氏の個展開催にあわせて、IZUMOで利用できる期間限定ARステッカーの販売が行われます。

今回販売されるARステッカーは、価格が5MATIC(記事執筆時のレートで約500円)、販売期間は8月3日から8月20日。ミントサイトにて購入可能となっています。デザインは合計10種類あり、ランダムで購入者の暗号資産ウォレットに届くとのこと。

ARステッカーの貼り付けイメージ

ARステッカーの購入者は、IZUMO ARアプリをダウンロード後、貼り付けたい場所でアプリを起動し、後日City Pop TOKYOの公式XアカウントとDiscordにて告知される「IZUMO ARステッカー操作ガイド」の手順に沿って貼り付けることができます。

アソビシステムはIZUMOとの業務提携について、「City Pop TOKYOはARを活用し、リアルとデジタルの融合をはかり、プロジェクトの世界観をより楽しめる企画を行っていきます。また、IZUMOにおいてもCity Pop TOKYOが加わることで、よりたくさんのIPが自社サービスで楽しめるような空間設計ができ、両者の協業による相乗効果を期待します」とコメント。

City Popと同時期に流行したストリートカルチャーには、街をキャンバスとしてペンキやスプレーでアートを描く「グラフィティ」文化があり、今回販売されるARステッカーでは疑似グラフィティを楽しむことができるため、City Pop TOKYOのNFT保有者にとって相性のよい取り組みといえるでしょう。

City Pop TOKYO
https://www.city-pop.tokyo/

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投稿者プロフィール

大島 予章
大島 予章
ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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