環境貢献型NFT「capture.x」保有者にズワイガニ

環境貢献型NFT「capture.x」を開発するbajjiが、指定のNFT保有者を対象に、抽選で北海道産ズワイガニをプレゼントするキャンペーンを開始しました。このキャンペーンは、環境問題の解決に取り組んでいる地域の知名度向上を目的としたものです。

bajjiは、「テクノロジーの力で世の中を1mmでも良くする」をミッションに、環境問題の解決に特化した事業を展開する企業です。環境貢献型NFT「capture.x」の開発や、SDGsの進捗を見える化するメディアプラットフォーム「mySDG」の運営などを行っています。

同社が開発するcapture.xは、CO2削減プロジェクトを応援して脱炭素社会の早期実現を目指す環境貢献型NFTです。CO2削減に取り組む施設やプロジェクトをNFT化し、NFTを購入したユーザーは「デジタルオーナー」になることができます。

デジタルオーナーは、対象施設やプロジェクトの画面で「エール(応援)」を送ると、日々のCO2削減データをリアルタイムで確認でき、「エールポイント」を獲得することができます。また、デジタルオーナーたちのエール量によって、ボーナスポイントを獲得することもできます。

ボーナスポイントは、capture.x内のNFT購入のみに使用可能で、将来的には他社発行のポイントと交換や、QRコードとの連携により日常の決済で使えるようになるそうです。

さらに、capture.xではNFTの売上の一部を、CO2を削減する企業・設備・プロジェクトに寄付しています。これにより、ユーザーが環境貢献型NFTを買えば買うほど、寄付を通じてリアルの世界でCO2削減に寄与することが可能になっています。

bajjiによると、現在多くの企業や地域が環境対策のためさまざまな取り組みを進めているものの、一般消費者の認知度が低いという課題があります。

capture.xがそうした取り組みを継続的にアピールする場になることで、より多くの消費者が企業や地域のファンになり、取り組みに注目することが、環境対策活動を推し進めていくことにつながると考えているそうです。

そうした中、環境問題の解決に取り組んでいる地域の知名度向上を目的に、今回のキャンペーンを実施することになったとのこと。

capture.xでは、北海道に所在する太陽光発電システムに紐づくNFT「bajjiソーラー北海道1」を、全ユーザーに無料で配布しています。NFT保有者は、エールを送ることでその太陽光発電所によって実現したCO2削減量を確認することができます。

今回のキャンペーンは、エールを100回以上送ったbajjiソーラー北海道1保有者の中から、抽選で10名に2kgの北海道産ズワイガニをプレゼントするというもの。

キャンペーンの参加方法は、capture.xのアカウント登録後、マイページの「NFT一覧」からbajjiソーラー北海道1にエールを送ること。capture.xの公式X(旧Twitter)アカウントをフォローし、固定投稿を引用RTして、エールを100回以上送ったことがわかる画面のスクリーンショットを添付投稿後、指定の応募フォームに必要事項を記入すれば完了となります。

bajjiは今回の取り組みについて、「このキャンペーンは、地域の環境貢献を直接アピールすることができます。また、エールを送り、北海道でCO2が削減されたことを知った人(行動変容した人)が、北海道地域の特産物を獲得できるチャンスがあります」としたうえで、「capture.xでは、地域のことを知ってもらう、地産のものを全国で消費してもらうという地方創生を実現いたします」とコメント。

同社は今後ふるさと納税とのコラボも予定しており、環境対策に関する取り組みの認知度向上を課題とする企業や地域の取り組みのひとつとして注目です。

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投稿者プロフィール

大島 予章
大島 予章
ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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