イギリス王室属領のガーンジー代官管轄区が、資産運用会社のJacobi Asset ManagementのビットコインETFを承認したことがあきらかとなりました。
ETFとは「Exchange Traded Funds」の略。日経平均やNYダウなどといった指数に連動して運用される投資信託で、日本語では上場投資信託と訳されます。ビットコインのETFでは、先日アメリカの初となるビットコインETFがSECで承認されたことでも話題となりました。
ガーンジー代官管轄区はイギリス海峡のチャンネル諸島に位置するイギリスの王室属領。独自の議会と政府を持ち、イギリス女王を君主としているものの、イギリスの連合王国には含まれず、海外領土や植民地とは異なる高度な自治権を有しているのが特徴。EUにも加盟していません。
Jacobi Asset Managementによると、今回承認されたのは、ガーンジーの金融サービス委員会が権限を与えたビットコイン(BTC)の現物ETF。このままイギリスの金融行動監視機構(FCA)の許可が下りれば、Cboeヨーロッパに上場できるとのこと。ETFの発行は機関投資家とプロの投資家に限定され、最低投資額は1100万円となっています。
ヨーロッパではビットコインのETFが承認されるのは初のこと。仮想通貨ETP(上場取引型金融商品)やETN(指標連動証券)などもすでに取引があることから、アメリカでの承認もあって、今後ヨーロッパでも仮想通貨のETF承認が続く可能性が考えられます。
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