茨城県がメタバースゲーム「フォートナイト」内に、茨城県のイオンモール水戸内原のタイムアタックレースマップ制作をしたと発表しました。運営はeスポーツチーム「VAMOS」で、メタバースを活用した地域産業活性化を目指すとしています。
VAMOSはフォートナイトで活躍するeスポーツチームです。2019年11月から活動を開始し、アジア1位を複数回、二桁順位を100回以上獲得する実力派で、2023年9月にはGaming Vを設立してプロチームとして活動しています。
フォートナイトは、Epic Gamesによって2017年にリリースされたオンラインマルチプレイヤーゲームです。ユーザー数は5億人以上、月間アクティブユーザー数は7,000万人を超えるなど、世界最大規模のメタバースプラットフォームの1つとなっています。建物を建築したり、小物やパーツを配置してオリジナルマップを制作する機能があるため、多くの企業がこのプラットフォームでコンテンツを公開しています。
メタバース市場は近年市場規模が急拡大している中で、現在注目されているのが、「Fortnite」のクリエイティブモードを用いたメタバースです。すでに世界中で1億人以上アクティブユーザーが存在するFortnite内のクリエイティブに制作物を投稿することで、通常のゲームストア等にリリースすることに比べ、低いコストでメタベース空間を提供することが可能です。また、制作期間が短いのが最大のメリットです。
VAMOSを運営するGaming Vは、フォートナイト上にメタバース空間を作成する事業も行っており、東京の浅草門や東京タワーなどを再現するなどしています。
eスポーツ・ゲームメタバースを活用したデジタル人材育成や地域産業活性化に取り組んでいる茨城県が今回VAMOSと制作したのが、水戸内原イオンモールを再現した、タイムアタックマップです。イオンモールを駆け回って最速タイムを目指すマップになっています。
イオンモール協力の元、精巧に再現されており、現地を知る人間にとってはリアルさながらのメタバース体験をすることができます。
投稿者プロフィール
- ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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