ハローキティ50周年でAR企画&メタバース。ZEPETOにも初ワールド

ハローキティの50周年を記念し、11月1日から2024年12月31日までを「50周年アニバーサリーイヤー」とするとサンリオが発表しました。期間中はAR技術を使用した「ハローキティAR」プロジェクトが実施されるほか、メタバースのRoblox(ロブロックス)とZEPETO(ゼペット)で特別企画やアイテムのリリースが予定されています。

サンリオは、キャラクターグッズの企画・製造・販売を主力事業とする日本の企業です。同社のキャラクターは世界中で人気を集め、関連事業としてエンターテインメント、映像・出版のほか、テーマパーク「サンリオピューロランド」の運営など、幅広い事業を手がけています。

同社のキャラクターの中でも特にハローキティは、国際的なブランドとして広く知られており、世界的歌姫のレディー・ガガがファンと公言し、キティで埋め尽くされたドレスは話題にもなりました。

ハローキティが2024年で50周年を迎えるにあたり、サンリオは2023年11月1日から2024年12月31日までの期間を50周年アニバーサリーイヤーと制定。テーマは「Friend the Future. 未来と友だちになろう。」です。

今回発表されたAR技術を活用したハローキティARプロジェクトも、ハローキティの50周年アニバーサリーイヤーを記念した企画のひとつです。このプロジェクトでは、東京・渋谷から始まり、ロンドン、パリ、台湾、ニューヨークといった5都市でARのハローキティが「ハロー」と挨拶します。

専用アプリをダウンロードし、各都市のランドマークにスマートフォンを向けると、その都市のテーマに合わせたコスチュームを着たハローキティがARで現れます。

Robloxにハローキティモチーフの新アイテム・エモートが登場

さらにメタバースプラットフォームのRoblox上で展開中の公式ワールド「MY HELLO KITTY CAFE」では、ハローキティの50周年を記念した特別企画も開始しています。このカフェでは、ハローキティやその他のサンリオキャラクターとともにカフェ経営を行い、成長させて楽しむことができます。

特別企画では、女子高生風のハローキティアバターや限定エモートが導入されています。さらに、新しいフォトブースが2台設置され、12月にはもう1台追加される予定です。12月中旬からは「ミステリーミュージアム」ゲームが導入され、ハローキティ関連の展示物とともに鬼ごっこが楽しめるようになります。そして、2024年2月にはハローキティ専用のダンスフロアも登場予定です。

サンリオ初のワールドがZEPETOにオープン

メタバースプラットフォームのZEPETOでは、11月17日からサンリオの初のワールドが開設される予定です。ハローキティの50周年を記念した特別なアイテムもリリースされています。

ZEPETOは、スマートフォンを使用して簡単に3Dアバターを作成し、遊ぶことができるアプリです。Z世代を中心に、世界中で3億人以上のユーザーが参加するこのメタバースでは、好みのアバターを使ってバーチャル空間に参加し、世界中のユーザーとコミュニケーションを取ることができます。

このワールドでは、ハローキティブティック、アスレチックゾーン、フォトゾーン、ダンスゾーンなどが11月中に順次公開予定となっています。

ハローキティ50周年アニバーサリーサイト
https://hellokitty50th.sanrio.co.jp/

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大島 予章
大島 予章
ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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