Mr.Brainwash(ミスター・ブレインウォッシュ)はバンクシーの世界的ドキュメンタリー作品から注目を浴び続けるストリートアーティストです。
彼自身はもともとアマチュアの映像作家で、いとこがストリート・アーティストということを知り、それをきっかけにストリート・アートに関心を持ちはじめます。
その後はストリート・アートシーンを撮影し記録を残していましたが、バンクシーに勧められ数週間後には、彼自身もストリート・アーティストになりました。
映画『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』では彼がストリート・アーティストへ転身したで経緯が描かれています。
Mr.Brainwashについて
1966年フランス・パリで生まれ、母親が亡くなった後、15歳のときに父親と数人の兄弟と共にロサンゼルスに移住します。
ブレインウォッシュは大好きなカメラを首にぶら下げて日常を撮影することを趣味としながらロサンゼルス・ニューヨーク・マイアミでビンテージショップのオーナーとして成功を収めていました。
そんな生活のターニングポイントとなったグラフィティへの関心を抱くキッカケとなったのは、1999年にフランスを旅行で訪れていた際、いとこがストリートアーティストであると知ったことでした。
それから大好きなカメラで『スペースインベーダー』、『OBEY』のポスターや『バンクシー』など世界中の多くの都市に登場するストリートアーティストの作品の記念撮影を始めました。それと同時に多くのアーティストと交友を深めていきます。
その濃厚な日々は瞬く間にストリートアートへの情熱を高まらせていくこととなりました。
その後、バンクシーとの交友を深め、2人で秘密のグラフィティアートシーンでの生活を詳しく説明した画期的なドキュメンタリーを制作。
その結果として、バンクシーの初監督作品にして2010年のアカデミー賞にノミネートされた伝説のドキュメンタリー映画『イクジットスルーザギフトショップ』が完成しました。
このアートの本質や意義を問う映画はストリートアートシーンでのブレインウォッシュの存在を世に広め、人気急上昇に繋がる大作になります。
そしてブレインウォッシュは映画の成功によって世界でも指折りのストリートアーティストの一人となりました。
その後も、想像力に富んだ展示会やアートショーは評論家や有名人の注目を集め続け、『マドンナ』や『レッドホットチリペッパーズ』などのミュージシャンとのコラボレーションも評判とキャリア向上に大きく貢献したと言われています。
『Life Is Beautiful(人生は美しい)』、このプレーズはいつも前向きで笑顔で陽気なブレインウォッシュの作品を通して喜びと愛を届けたいという意味を込めたスローガンになっています。
Mr.Brainwashの作品
Aquaman
本作品はブレインウォッシュの特徴的なステンシル、ペイント、コラージュなどの様々なテクニックを使用したユニークな作風のアートワークであり、愛と前向きな雰囲気を示す配色もたくさん施されています。
また好んで用いる題材と言われている有名人、有名アート作品、アメリカンコミックの中から題材が扱われている代表的な画風の作品でもあります。
StaySafe
『StaySafe』と題された限定版のシルクスクリーン作品。
人類史の1ページとして確実に語り継がれるであろうコロナというパンデミックを現代アートの象徴とも言えるマリリン・モンローの顔半分にバンダナを覆うという姿でブレインウォッシュによって表現された作品です。
鉛筆で署名され、番号が付けられ、本物の証として、裏側にはブレインウォッシュの拇印がプリントされています。
STRAYMでは『StaySafe (Red)』と『StaySafe (Blue)』の2作品を販売しております。
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